本作は1972年〜73年にマガジンにて掲載されていた「デビルマン」が原作となっている。
人（愛）のために涙を流す気弱な主人公・明が、幼馴染の了に連れられ、人々を脅かす悪魔の存在証拠を掴むべく、悪魔が人に憑依すると言われるドラッグパーティーへと向かうところから物語が動き出す。
少しレトロな画風にポップな配色が印象的で、序盤から好みの雰囲気・展開だったことから期待し、最終話まで視聴。
本作は、人間と悪魔の無慈悲さを全力で表しており、性質は違っても本質は酷似しているんじゃなかろうかと思わされるほど無慈悲。
そして仰天のラスト。凄まじい終わり方するな、と思わず笑った。清々しい。
残念なところといえば、10話ではまとまりきれんかったのか不明瞭な部分がいくつかあったのと、棒読みな声優陣に耳を悩まされたことくらい。
