マジでヤバい女王アンリエッタの面倒見のいい側近アニエス隊長、裏切りそうな声帯をしたオッドアイのジュリオを迎え、レコンキスタおよびアルビオンとの対立が表面化、「FIRST KISSから始まる2人の恋のHISTORY」ではあるのだけど実質ここから動き出す2期。
・アニエス隊長
普通に声帯がド直球で好きですけどね。
指輪盗難事件で切れ者具合を見せてから苛烈なる復讐鬼の一面を見せられたらそりゃ落ちるのよ。ってくらいしばらくアニエス隊長の話で幸せでした。
・シエスタ
1期に続いて甲斐甲斐しく負けヒロインの運命に抗う。結ばれてもないのに才人にとってのおっぱい星人である自分や日本を懐かしく思う気持ちを切り捨てるための舞台装置らしき雰囲気を醸し出してくるの普通にきつい 頑張ってほしい
・最終回 1vs7万
戦時モノによくある命か名誉かの価値観の擦り合わせ問答、
才人がポーションを使うことを決めて無理矢理終わってしまったけど、どうしてわかってくれないとゴネるばかりだったルイズから
「あんたはバカにするけどみんなの為に死ぬのがそんなにくだらないことなの？」
が聞けたのはよかったかな。
命を大事に思う哲学にNOを突きつけるなら相応の対案ロジックや説得力が必要だし、それがあって立場が認められるよね
ただ誰かを愛することの究極は相手を守って死地へ赴くことなのか？それは安直ではないか？「重い重い笑」って流されちまえよそんなん。まあいいかフィクションだし。
そんな問答の後のアイキャッチBでエロ下着のルイズでああこういう作品だったな😅と思い出す
「なあデル、俺死ぬのかな」の問いに「俺が死なせねえ」でもなく「日和ってんじゃねえ」でもなく「…多分な」とデルが返した時やっと相棒だったんだとわかったのと同時に今までのエロ犬ムーヴの状況で空気を読んで黙っててくれてたことへの感謝が溢れ出てきた
注目すべきは1(想像力次第で無双+自覚はないが復活可能)vs7万(攻撃手段×人員のプロ、波状攻撃・魔法)で戦果200で敵軍大混乱+味方の撤退成功の戦略的勝利のパワーバランス計算ですよね。
本当に無双して全滅させても面白くないし(最近の俺TUEEE聞いてるか？)、犬死には勿論何を見せられてるの？となる。
少年の心が動くのに別に惚れた女のためにってのも案外そこまで重要ではなくて、「折れなかった」ことが最も大事なんじゃないかなって。
・主題歌
15年経ってもI SAY YESが死ぬほど好きです。
坂部剛先生がアニメタイアップで鳴らし始めるきっかけになるには充分すぎる、昨今話題の同主調転調をもう効果的に使っている点とか聞くたびに再発見がある怪作。
音が全然電波じゃないのに電波なスキ? キライ!? スキ!!! ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールちゃんにそこまで入れ込めなくてもこの出来は認める他ない。
