Ash国立ホラー大学院卒論執筆

天元突破グレンラガンのAsh国立ホラー大学院卒論執筆のレビュー・感想・評価

天元突破グレンラガン(2007年製作のアニメ)
4.1
【俺のドリルに全てを託せ】

手の平サイズのドリルが、軽自動車サイズのガンメンの鍵となり、ガンダムサイズのガンメンと合体し、そのガンメンが戦艦サイズのガンメンに搭乗し、ゆくは衛星、、果ては太陽系まで、、、

ちっこいドリルが超銀河を超える超弩級ロボットに繋がり、無量大数の敵影を愛と漢気で気散らす漢の気合アニメ。愛する女を守るためなら、生命の因果すらもねじ曲げる。

鬱患者しかいない鬱ロボットアニメを製作したGAINAXが、まさか男気の塊の大バカ気合いマンという真逆の主人公像を作り上げるとは。

ひろゆきと同様に1話を2~3回目て、やっと面白くなる8話まで到達した口。序盤の雰囲気では正直信じられない展開が…。

2部では10次元と11次元の狭間、多元宇宙迷宮、確率変動弾、ビッグバン投擲、、とか1部と次元が違う超常SFがぶっ飛んでておもろい。数あるロボットものの中でも最強クラスだな。

ラストも中々渋い。彼らはもしかしたら敗北するかも知れないが、新たな宇宙で新たな漢が新たな気合いの道を歩むのかも。



「俺たちは1分前の俺たちよりも進化する、一回転すればほんの少しだけ前に進む、それがドリルなんだよ!」