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エピソード21
スーパースターからの挑戦状
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あらすじ
「秋名のハチロク」の走りがギャラリーを沸かせた夏も終わり、拓海は学校とバイトのかけもちで忙しい日々を送っていた。そんなある日、拓海のバイト先に真赤な薔薇の花束とメッセージカードが届けられる。送り主は高橋涼介、そしてメッセージの内容は「9月15日 午後10時 秋名山頂上」。それは紛れもなく挑戦状だった。走り屋のスーパースターとして名高い涼介が拓海をターゲットに入れ、真正面からダウンヒル・バトルを挑んできたのだ!
コメント6件
幌舞さば緒

幌舞さば緒

このコメントはネタバレを含みます

涼介から花束が届く 「その瞬間、間違いなく俺は風になってたなあ。やっぱいいよお峠は!君たちも車買ったら一度行ってみなさあい。え、俺の車?走り屋の憧れ85だよ、85!ま、素人は知らないだろうけどさあ」 「4戦全勝、藤原拓海の不敗神話が始まったな夏ってわけだ。お前、ただのボケ男からだんだん変わってるぞ」「んな大袈裟なもんじゃねーよ」「照れるなって!勝ち続けてくれよな、拓海。この俺様がお前を負かし群馬…いや、関東最速と呼ばれるその日までなあ!秋名の流星イツキ…なーんちゃってな!」 「ともかく拓海のテクニックは何処へ行っても通用するってことがよく分かったよな」「テクニックだけの問題じゃないだろう。初めて走るコースでいきなり速いってのは天性のセンスだろよやっぱ」「天才って言うのかなあ。新しい高性能マシン相手に10年も前の86が全勝しちゃうんだから痛快だよ」「よく言うぜ。お前だってついこの間までは、拓海は秋名しか知らないから他では遅いって言ってたくせに」「いい…いや、それを言われるとなあ」「誰でもそう思うさ。拓海が異常なんだよ。碓氷でやるって聞いた時は絶対勝てないって思ったよ。真子ちゃんのシルエイティとな」 パンダトレノ様 9月15日 秋名山 頂上 高橋涼介 「ついにきたんだ…高橋涼介からのダウンヒルバトルの挑戦状が」「拓海、どうすんだよ!」「どうするも何もこうなったら受けるしかないでしょう!レッドサンズは弟の高橋啓介が拓海に負けてんだ!」「そうだ、リターンマッチを逃げたなんてことになったら負けるより恥だ」 ★「どうしたの拓海くん。ナツキといて楽しくない?」「え、そ…そんなことないけど」「だって全然上の空だよ。ボーッとしてて…まあ、いつものことだけど。心ここに在らずって感じだよ。そんなにつまんないならナツキもう帰る」「つまんなくねーよ。悪かった、謝るよ」「じゃ何考えてたか言って。言わなきゃ許してあげない」「言っても多分、茂木には分かりにくいと思うぜ」「帰る!」「分かった分かった!話すからさ」…「バトル?」「うん」「何?ケンカするの?」「違うよ、車で競走することをバトルって言うんだ」「車で競走するの…ふーん、知らなかった。拓海くんにそういう趣味があるなんて」「別に趣味じゃないけどさ、いつの間にかそういうことになってたんだよ。それで、今度の相手は凄く上手くて有名な人なんだよ。朝からそのことを考えると気になって仕方ないんだよなあ。こういうのをプレッシャーって言うのかなあ」「拓海くん運転上手いもん。大丈夫だよ」「そう簡単にはいかないよ」「嫌なら無視すればいいじゃない」「嫌がってるわけじゃねーよ。勝てるかどうか分かんねえけど、逃げる気は全くねえよ」「拓海くんってそういうところあるよね」「え?」「本心はやりたくてウズウズしてるんでしょ?おとなしい顔してるけど、根は凄い負けん気強い性格なんだよね。ナツキ、嫌いじゃないよ。そういう性格」 「帰ろっか」「ねえ、もうちょっと…もうちょっと話してからにしようよ」「あ、ああ」 「あのね、ナツキほんとは知ってたんだ。拓海くんがサッカー部の部室でどうして先輩と喧嘩したか。拓海くんが部活辞めた後、あそこにいた子がこっそり教えてくれたんだよ。拓海くんはナツキのために怒ってくれたんだよね。…ごめんね、ずっと誤解したままで」「いいよ、そんなこと。どうでもいいようなことだし、今は…」 「ここ2-3日、拓海が変?」「どんな風に変なんだ?」「なんかボーッとしてて」「そりゃいつものことだろ」「いや、それはそうなんですけど、休みの間はずいぶんマシだったんです。それが、学校が始まった辺りから急に前よりもっと特別酷い感じなんすよ」「連戦の疲れがでたのかなあ」「うーん、拓海にとっちゃ初めての経験だったからなあ。学校始まって緊張感が一気に抜けちまったんじゃねえのか?」「うーん、そういうのとも違うんすよねえ。こう、頭の中がどっかいっちゃってるって言うのかなー」「おいおい、そんなんで高橋涼介とのバトルができんのか?」「うーん…お?拓海って彼女いるよな?」「え、なんすかいきなり」「うーん…いや、原因が女ボケじゃないかって思ったんだ」「女ボケ?」「そう。ほら、池谷が真子ちゃんの時そうだっただろ?」 「これから先のことを考えると、どうなっちまうんだろって気がしてさ…」「これから先!?〈キスより先ってことは!〉テメェ!よくもぬけぬけとそんな恥ずかしいことを!ロンリードライバーの俺に向かって口にできるなあ!キスの先はアレしかねえだろうがよー!」「お…アレ?アレってなんだ?」「アレはアレだー!」「なーに言ってんだ!お前、話が噛み合ってないぞ!俺が考えてるこれから先っていうのは…まあ、いいや。俺あんまり難しいこと考えんのは得意じゃねえし」「〈どうも簡単には治りそうにないな、拓海の女ボケは〉」 「速いと思ったら啓介さんのFDと、ケンタのS14だ」「下りは速いよな、ケンタも。ノンターボのヒューズだから下り専門だけど」「アイツ、啓介さんに目を掛けられて、いつもマンツーマンでしごかれてるからなあ」「ウチのチームのNo.2直伝じゃあなあ」「だけど、明後日はナイトキッズ戦だろ?ケンタなんかと遊んでてもいいのかなあ、啓介さんも」「余裕じゃないの?そのへんは」「中里毅なんか目じゃねえってわけか」「絶好調だからな、この頃。なあ、走りが涼介さんに似てきた気がしねえか?」「するする、俺もそう思ってた。今の啓介さんなら安心して任せられるって涼介さんも思ってんじゃないのかあ?」「だから妙義にも来るつもりもないらしいぜ」 「なんで秋名のハチロクをほっとくんですか。赤城に呼びつけてリターンマッチしないとまずいんじゃないんですか?」「赤城でか?」「ええ、そうです。走り慣れてるここなら啓介さんが86なんかに負けるわけがねえ!啓介さんがやらないなら…俺が!」「やめとけケンタ」「何でですか!俺が負けると思ってるんですか?赤城の下りなら俺だって!」「そういう問題じゃない!お前も、レッドサンズのメンバーなら分かってるだろ。あえて不利な相手の地元でやるのが俺たちの流儀だぜ」「そ、それはそうだけど…啓介さん俺、我慢できないっすよ。いつまでも86に負けたってされてんのが!どっちの地元でもなく、互角に走れる条件なら俺に…俺にやらせてください!」「早るんじゃねえ!心配するな。誰かやらなきゃならないとしたら、そのやるべき人間がきっちりかたをつけてくれるさ」「え…じゃあ、いよいよ涼介さんが?」「焦るな、まずはナイトキッズ戦だ。すべては俺たちに任せておけばいい」BGM - SATURDAY NIGHT FEVER
リーさん

リーさん

いいねえいいねえ〜〜❤️ でもナツキはパパ活女子
ゴキゲンスリム

ゴキゲンスリム

薔薇の花束がガチで意味不明だよ、頭沸いてんのか涼介は… 池谷先輩の恋が破れた次の回で拓海がなつきとキスしててこの世の理不尽さに腹が立ったし、イツキは早く転校してくれ。頼む。
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銀

Heavenly
三三二

三三二

なつきかわいすぎる 薔薇の花束事件 た、、たくみーーーーー❕
たむらまさかず

たむらまさかず

なつき!!!!!!かわいすぎるだろ!!!!!!!!