時は2055年。手のひらサイズの小型ロボット『LBX』は世界最高のホビーと称され、プロリーグの設立などビジネスにおいても大きな存在感を放つ時代となっていた。LBXの戦場、それはあらゆる衝撃を吸収してしまう未来の箱、『強化ダンボール』の中だった。そんなダンボールの中で戦う彼らのことを、人は『ダンボール戦機』と呼んだ。 LBXプレイヤーの聖地として名高い『神威大門統合学園』。ここは世界で唯一のLBXプレイヤー養成機関である。厳しい入学条件をクリアし、晴れて神威大門への転入を果たした少年『瀬名アラタ』は、同じく転入生だという『星原ヒカル』とめぐり会う。期待に胸を躍らせるアラタであったが、彼らを待っていたのは、学園の地下に広がる直径10kmの巨大ジオラマ、そして、そこで繰り広げられる世界戦争のシミュレーション『ウォータイム』という学園独自の規則であった…
"西暦2050年。国内はおろか世界中の子供たちがあることに熱中していた。『LBX(Little Battler eXperience)』 それは、あまりにも強力な性能ゆえ、一時は発売中止へ…
>>続きを読む2050年、ホビー用小型ロボット『LBX』は爆発的なブームとなっていた。LBXの戦場、それはあらゆる衝撃を吸収してしまう未来の箱、『強化ダンボール』の中だった。そんなダンボールの中で戦う彼…
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