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アルプスの少女ハイジのとのレビュー・感想・評価

アルプスの少女ハイジ(1974年製作のアニメ)
4.0
来るべき7/14に向けて、宮崎駿が関わったものを見ておきたくてハイジを初めて見ました。

1話の叔母に連れられてるハイジの歩き方がトコトコしていてとんでもなく可愛い。ハイジってこんなに可愛かったのか!フォルムが良すぎる…。赤色の暖色系の服にスカートのなかのワンピースが青色でその下に黄色のワンピースに黄色の靴下、そしてよくみるハイジの服装になるの天才すぎ…こんなんもはやプリキュアの変身シーンと一緒やん。色づかいが神がかってる…。

→高畑勲さんはかぐや姫でも十二単を走りながら脱ぎ去るシーンを描いていてあれもとっても大好きなの…。

おじいさんはじめ気難し!と思ったけど普通に不器用なだけでいいじいさんだわ…。→やっぱり結構性格やばいな!→ハイジのおかげで丸くなってよかったねおじいさん…。

ヨーゼフがしっぽで扉閉めるの良すぎだろ…。

ハイジの夢の描き方が鬱っぽくて素晴らしい。夕陽を浴びる動物たちの色が良すぎる。

途中で気づいたけど引きの構図多いなあ。もちろん広い土地に住んでて遊んでる様なのことはわかるけど最近のアニメは感情移入させたり飽きさせないようにアップや切り替えが多いのかなあと思った。

フランクフルト編は正直言って面白くないしハイジが完全に鬱になっていて大丈夫か?という時間が長かったけど、アルムに戻ってからはまた面白くなった。

ハイジの純粋すぎるが故の頑固さ、世界の小ささに、物語はここで終わりだけれど、この先ハイジが歳をとるにつれて避けようがないハイジにとっての気に入らなさにハイジはどう折り合いをつけていくんだろう。(日本語力が…)

絵の使い回しちょこちょこあって面白い。あとシロとクロってオス同士やと言ってた気がしてたから妊娠しててびっくりした…覚え間違いかな…。

喜ぶときに子供たちや動物たちが身体をぜんぶ使って幸せの表現していてとてもよかった。長いことあんなに全身で喜びを感じたことないな…この先またいつかくるかな…。

思い返しても1番よかったのは1話のハイジが山を登るシーンだなあ。

明後日の宮崎駿の新作たのしみーー!!
と