面白いとは思ってますが政治劇の多かった一期に比べ、シナリオがキャラに頼りすぎて物語が広がりづらいのが惜しい。
一期は地味でもあったからウケが悪かったとか？二期で方針転換したんでしょうか、ちょっと残念。
二期は設定やシナリオが太陽炉とGN、イノベイター中心になりすぎた。ガンダムのアニメが後半オカルト化していくのはいつも通りだけど。
また私が恋愛要素にあまり興味ないせいもあり、二期からあちこち敵味方別れたカップルが嘆き合ってるのは食傷気味かな。
アレルヤはほぼマリー関連しか目立たなくなるし、ロックオン弟はキャラ立て手段として恋愛要素をぶち込んできたのか、描写不足が否めない。
その中で刹那とマリナが恋というよりは立場を超えて親愛を深めていく関係でホッとした。
サーシェスやグラハム、留美は二期後半持て余してるように見えるので賛否あるのも分かる。ビリーさんも行動に私情を挟みすぎててなんだか…
セルゲイさん周りやネーナは意外とブレなかったので納得できたな。
リボンズたちは人を見下し優越感に浸る時点でなかなか人間臭い小物感溢れてたなー。
仲間想いで優しいしっかり者に成長してくれたフェルト、軽口叩けるようになったティエリアも良かったし、ソレスタルビーイング勢もなんやかんや好きでした。
難癖つけてますが最終戦まで作画も素晴らしく動くし楽しめました。
刹那の物語としては一本筋が通っていてよかったです。ダブルオーもパンツ履いたガンダムみたいな印象から一転して動くととても綺麗だし、強すぎるのも含めてカッコいい。
戦術予報士だとかトランザム、狙い撃つぜとか俺たちがガンダムだ！とか、専門用語やセリフのチョイスも耳に残る。
過去作の主人公声優さんが意外と敵役に多かったのも見どころ。
劇場版も見直そうとしたらネトフリにないのね…
