TERU

亡念のザムドのTERUのレビュー・感想・評価

亡念のザムド(2008年製作のアニメ)
1.7
一体誰が何のために何をしてるのか、全くわからない作品
非常にバランスが悪く、観客に対して不親切
"黙って俺たちの作ったものを見ろ、理解できないならお前が悪い”といった横暴さすら感じる

あえて説明しない作りにしてるが、富野さんほどの脚本の妙でも無く、作品自体にも何度も見返したくなるほどの魅力もない
作り手側では整合性が取れているのだろうけど、観客は完全に置いてけぼりにされる

映画程度の尺なら成立しそうな挑戦だが、2クール使ってこれをやられると、相当時間のある人間しかついてゆけない

これを書いた人は、圧倒的に人に伝える力がないのだなと感じた

あと母親の身勝手さには辟易した

2種類以上の情報を同時に処理するのって、観客にはかなりのストレスになるが、それをしょっちゅうやってくるので見ていてかなり疲れる
意味不明なポエムを沢山聞きたい人にはオススメな作品
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