回想シーンでご飯3杯いける

ボージャック・ホースマン シーズン4の回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

4.0
日本の劇場で公開されているのが、数十年前の映画の続編だったり、リメイクだったり。そういういかにも芸能界的なノリが苦手な僕にとって、「ボージャック・ホースマン」のショービズ界をズバズバ斬るような風刺は、心地よくて堪らない。

馬や猫や犬が、当たり前のように人間社会で暮らしている世界観でありながら、風刺の対象として登場する俳優の名前はしっかり実在の人間なのだ。アハハ。

シーズン3辺りから、各話のメリハリがかなり強めになって、このシーズン4も各キャラクターの生い立ちやセックスに関する辛辣な描写が多い。でも、各エピソードのオチは何処か優しい印象を残していて、何とも粋だと思う。

シーズン1からずっと出ているキャロラインとダイアンの、気だるい佇まいにドキドキしてしまう。特にセクシーキャラってわけでもないのに、何とも魅力的な女性達だ。