中盤はほぼ『パリ、テキサス』のような展開で胸熱。🚘

メインテーマは「銃規制」と「ボージャックの母の認知症」の二本立てで、個人的には後者に持っていかれた。

ロボトミー手術をして感情を失った自分の母を見て「人を愛さない方が楽」だと学んだベアトリス（ボージャックの母）。
ボージャックを愛さないと決意した背景がここで分かり、これまでの息子への精神的虐待の伏線となるのが筆舌に尽くしがたい。

「猫とネズミが結婚を考える設定」で人種問題を描いてるのすごすぎ🐱🐭

<過去記録>
感想はS1にまとめ

大好き過ぎて4周目くらい✌️

人気コメディドラマの主人公だった俳優のボージャック。🐴
時は経ち、女に酒にドラッグと、シーズン3まで暴れ狂ってみんなから見離されつつある彼が、このシーズン4でようやく自身の歪みや過去のトラウマに気付き出す回。
シーズン3のラストも秀逸。何度も伏線はあったけど、まさか過ぎた。

今回も素晴らしい脚本。
ルーシーの回は始まりと終わりで受ける印象が全く違う、、
衝撃的ではないのに、心が無惨に打ち砕かれる感じ。あのラストのルーシーの台詞を思うと胸が痛い😔

ボージャックの母親の回はトラウマがある人にとってはかなり抉られる内容だと思う。
"ヘンリエッタ"の正体と母親の回想シーンは何回見ても泣いちゃう。
暴力だけが虐待ではない。呪いのように連鎖してる。
でもある女の子との出会いがボージャックに新たな気付きをもたらす希望の回でもある。
ずっと辛かっただけに、ラストの2人の電話はこっちも嬉しくなる🥲

ハッとさせられる台詞や、彼らの人間味や不器用さが心に響く。人生で一回はみんなに見てほしいアニメ🥹