平田一

ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ シーズン1の平田一のレビュー・感想・評価

1.6
“あの島で、新たなアドベンチャーが始まる”

(スティーブン・)スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』シリーズの第四弾(『ジュラシック・ワールド』)の裏で起こったもう一つの物語。アニメの製作総指揮には『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウ監督、『ジュラシック・パーク』を手掛けたスピルバーグ監督等。

オープンしたテーマパーク「ジュラシック・ワールド」のツアーに当選、意気揚々とやってきたダリウスは、仲間たちと生き残るためのサバイバルに挑む羽目に――。

正直「Ⅱ」「Ⅲ」以来の理解に苦しむキャラクターの言動が鼻について、見ていて心底苦痛でした。二度目の視聴でも本当にそこは全然変わらずで、ダリウスたち主要キャラをあまり好きになれずです。

逆にケンジは二度目の視聴で大きく見方が変わりました。陽気というか、世間知らずに隠した自分の“空っぽ”を、図らずもチームの皆を繋ぎ止める要因に。もし彼がいなかったらチームは即座に空中分解していたって思うほど、実はチームのバランサーなようにボクは思います。また日本語吹き替え版の増田さんが素晴らしく、カッコ悪くて魅力的なケンジにピッタリでしたね!

しかし何でNETFLIXの映画発端アニメシリーズ、パシフィック・リム然りどうにも相性悪しです。残るシリーズ制覇の際にちゃんと見届けたい限り。
平田一

平田一