童話の世界を抜け出したヘンゼルとグレーテルが迷い込んだのは、"おそろし話"の中。未知の世界に足を踏み入れた2人が、不気味で奇妙な物語を渡り歩く。
グリムの国のお城で暮らすヘンゼルとグレーテル。ある日、両親に恐れを抱いた2人はお城を抜け出して、"子供好き"なベイカーさんのもとに身を寄せる。
ヘンゼルとグレーテルは安全を求めて、カブ農家の家へ。親切な夫婦は2人を歓迎するが、どうも様子がおかしい。客室には空のベッドが7つもあり...。
すべてが調和して共存する森にたどり着くヘンゼルとグレーテル。この森でずっと暮らそうと家を建て始めるが、ヘンゼルは獣のような食欲を覚え始め...。
独りぼっちで悲しみに沈むグレーテルの前に魚屋の女性が現れ、救いの手を差し伸べる。一方ヘンゼルは生気を取りもどし、貴族として新生活をスタート。
マイスター卿(きょう)が賭けに負け、ヘンゼルの運命は悪魔の手に委ねられる。一方、ハンサムな若者に出会ったグレーテルは、彼の正体を知って驚く。
弟を捜そうと計画するグレーテルだが、その前に腹黒い魔法使いの正体を村人たちに伝えようと奮闘。ヘンゼルは悪魔の元から逃げ出すべく、知恵を絞る。
ヨハネスが自らの素性をヘンゼルとグレーテルに明かす。青い部屋、呪われた絵、黄金のプリンセス、王家の結婚式など、2人の知らない過去について語る。
答えを探すヘンゼルとグレーテルは、両親の元に帰ることを決断する。しかし、両親が返した答えに納得できない2人は、大胆な行動を起こすことに。
町に闇をもたらすドラゴンを倒すべく、ヘンゼルとグレーテルは民衆に呼びかける。2人の指揮の下、グリムの国の人々がドラゴン退治に乗り出す。
戦いの後、動揺するヘンゼルとグレーテルは恐るべき事実に気付くことに。そして今、王国を守るため、2人はこの上なく困難な試練に立ち向かう。