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アキバ冥途戦争のパピワンのレビュー・感想・評価

アキバ冥途戦争(2022年製作のアニメ)
4.1
「いやアァァア!!!許してェェェェ!!」
「舐めとんのかっ!?もっと根元から、いかんかいっ!!!??」ザシュ‼︎🔪
「いやアァァア!!!ツインテ!!私のツインテがぁあ!!?」

「チェンソーマン」、「ヒロアカ」名だたる話題名作アニメを出し抜き、パピワン家の今期覇権アニメに決定いたしました。
その覇権アニメは「アキバ冥途喫茶」
いまだ、放送中にも関わらず、あまりに面白いのでここにレビューいたします。

舞台は秋葉原、メインは可愛い女の子のメイドさん。
だが、メイドさん達の生きる世界はまさしく「任侠」、「ヤクザ」の世界そのもの…
ケダモノグループ傘下のもと、メイド喫茶「とんとことん」のポンコツメイド達は「おひねりちゃん(シノギ)」を得るため、時には敵対メイド喫茶と血生臭い(流血、死人が出る)ぶつかり合いをしていく…
秋葉原は我々の知る秋葉原ではなく、メイド喫茶が潰し合いシノギを削るオタク修羅の街になっているのだ…
「とんとことん」の個性豊かな面々は血で血を洗う秋葉原を生き残ることができるのか…??

ぶっ飛んだ内容のまま進み、ぶっ飛んだキャラ、ぶっ飛んだストーリー、ぶっ飛んだギャグテイストで話が進んでいく。

スタジオのP.A.WORKSと言えばアニメ業界を描いたSHIROBAKOが1番好きだったけど、このぶっ飛んだアニメも追随する勢い!

今期のダークホースは間違いなく、この「アキバ冥途戦争」だと俺は確信している。
さながら厳しいヤクザ社会の縦社会、超体育会系の世界を、可愛いメイド服姿の女の子達が生き抜いていく姿がめっちゃ面白い!
まだ今期放送中のアニメは数多いけれど、この調子をキープしてくれたら、間違いなく良作アニメの仲間入りな作品!
妻と一緒に楽しんで見ている作品!

んで!こっからは余談!!
アニメの時代は1999年の秋葉原。
まさしく秋葉原のオタク最盛期時代!
オタクであることに誇りを持つ、俺なんだが秋葉原はどうにも苦手なんだよな…

若い頃は、自分のオタク力も弱く、こんな雑魚オタクが秋葉原に行ったら、エリートオタクどもに「ニワカ乙wwwデュクシ」と見下され蔑まれてしまうのでは…と戦々恐々として苦手意識を持っていたのだ…

そして、今現在。
オタク力を年齢とともに積み重ね、オタクとして肉体、知識、フィジカルをパワーアップさせた現在なら対抗しうる!!
と思いきや、現在の秋葉原はコロナによる悪風の追い風も受け、かつてのオタクの街から変貌を遂げ、治安が悪めな風俗街に変貌しつつある…
オタク最盛期の頃の秋葉原を知る人間から見ると、今の秋葉原はやっぱり「違う」。
と見えるだろう。

個人の見解の現在の東京オタク地図。
池袋
オタク力が低い人間から、ディープな人間まで両方楽しめるクリーンオタク街。
一昔前は、ヤクザやらカラーギャングやら悪質キャッチやらが見られたが、街の浄化作戦に成功し、そういった輩は現在は各所に散らばっている街。
さすが、埼玉県民が最も愛する街…
オタク入門しやすいデケェアニメイトや、女性向けコンテンツが強いことから、自身のオタク力に自信がないビギナーがオタク入りするには最も適した街。
まさしく埼玉県民にとっては、二重の意味で入門する街だな。
サンシャイン60があるから、普通にデート、観光スポットとして優秀なのもポイント高い。

中野
かつての秋葉原を彷彿とさせるイメージ。
ディープ!!!
専門的な物が多く、ディープオタク達は、こちらに移行しているはず。
店の間隔がせまく、小ぢんまりとしているから見やすいってのはある。
プチ秋葉原みたいな感じだけど、わりかし楽しい街。
飯屋が美味いのが多い。

秋葉原
治安が悪りぃんだわ。
外国人、風俗店、パパ活女性などが増え、治安が良くないイメージが強い。
それでもかつての最盛オタク街の名残はまだあるので、下調べをちゃんとしていけば楽しめる街。

てな感じ!!
池袋は大学生、社会人になってからも縁深い街だからやはり愛が生まれてしまうな…

以上!!
オタクフィルマーカーのパピワンでしたぶひー!🐷
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