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僕の心のヤバイやつ 第1期のMondeFilmのレビュー・感想・評価

僕の心のヤバイやつ 第1期(2023年製作のアニメ)
3.2
1.
 牛尾先生が劇伴なので見ています。冒頭から「パイ○リ」とかちょっと嫌やね。ていうか男性器の名前アニメで言ってもいいんだ。
 牛尾先生は割とポップス寄りですが、アコースティックピアノとサイン波の曲は「sal blossoms」が想起されますね。エクスペリメントな要素が薄い分聴きやすい。とは言え、これまでのキャリアを踏まえてなぜ抜擢されたのか。別に牛尾先生じゃなくても作れそうな曲が多い。と思ったがラスト直前は「lit」みたいでよかった。ガッツポーズした。
 チョコで字書く話とかデブをフォローしないとかちょくちょく面白い。Twitter上では告白まで行ってるはずだがアニメではどこまで進むのか。雨宮天かと思ったが違うみたいだ。「頭のおかしいやつ」だからこそ助けてあげられるモデルの女の子。「ヤバいやつ」を口実に優しさが表面化する。普通の人が色々と理由をつけて躊躇い、諦めてしまう行動を取れてしまうヤバさ。まあコンスタティヴな振る舞いとしては、自転車投げるとか常識から外れているものの。
2.
 結構ストレートに扱うんやな。勃起とか。割と漂白される作品が多い昨今だと挑戦的なのか?アニメってあんまり直接的に性の話題扱わないし。株上げ作戦。ちょくちょく牛尾先生の最高な音楽が聴こえてくる。そのために見ている。嬉しい嬉しい嬉しい!ナンパする先輩がいい人なのアツい。実際陽気になるにはそれなりに良い人。ハビトゥス。いきなり「リズと青い鳥」とか「たまこラブストーリー」みたいになった。文化系の恋愛?EDのビジュアル可愛いが、ヲタク的な要素が色濃い。
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