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スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイのnのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

・ジェダイに失望した点で共通するアソーカ、ドゥークーを師弟、生と死の物語を通して丁寧に描く。師の訓練により生かされたアソーカと弟子を失ったドゥークー。他者の命を奪うことで闇に堕ちるドゥークーと救うことで再起するアソーカ。盤石な構成。信頼と実績のフィローニ

・ヤドルの扱い方、アソーカの出自とアナキンとの師弟関係とその後、ドゥークーの苦悩やクワイガンとの関係性、プリクエル、クローンウォーズの隙間の物語として100点。過去作を台無しにすることなく、元にしつつも単なる焼き直し、蛇足ではなく、各キャラに厚みと広がりをもたらす物語を作れるフィローニ。アソーカ単体ドラマが楽しみ

・ヤドルいい。it is you who has run, Dooku, into the arms of evils. 他を許し、自らの過ちを認めつつ、それでも正しくあり続けようとすることの大変さ。その後の勇姿と光の眩しさ。ジェダイのテーマをここでかける意味。ジェダイに対する疑問、不審をテーマにするなかで、これぞというシーンをきちんと入れてくる。倒したと思ったら…という展開にすることで、ジェダイを絶やすことはできないという意味あいのシーンにもなってる

・木の前でドゥークーが佇んでるだけで何が起きたのか分かる。ヤドルとドゥークー、アソーカとアナキン。背中合わせで別の方向に歩く。決別の暗示。諸々演出が上手い

・尋問官を秒殺するアソーカ。かっこいい。最高。同じ隠居ジェダイvs尋問官なのに。他人の危機に直面した際の咄嗟の行動や行為にその人の本質が表れる。ジェダイのような生き方しかできないアソーカ。モールの時もそうだったけど、アソーカはライトセーバーなしで勝つ。ジェダイではないということを強調するためのフィローニの演出かな?

・シスとの遭遇、クワイガンの死、アソーカの訓練、パドメの死などエピソード1のこの辺ね、クローンウォーズのこの辺ね、エピソード3のこの辺ね、みたいなシーン。フィローニとファンとの映像を介した意思疎通。当たり前だけどプリクエル、クローンウォーズは視聴前に必須
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