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けいおん!のtakのレビュー・感想・評価

けいおん!(2009年製作のアニメ)
5.0
2000年代末期から、僕は再びアニメを真剣に見るようになり、現在に至る。子供と一緒にあれこれ見たものもあるが、京都アニメーションの一連の作品にどハマりしてしまったのが最大の原因だ。中でも周囲の人間も含めて大盛り上がりした作品は「けいおん!」。バンド経験者でもあるから、唯ちゃんがギターを弾けるようになるまでの紆余曲折には共感しかない。

1期のOP曲Cagayake ! GIRLSのワクワク感。鍵盤弾きの僕だけど、気づくとしばらく放置していたギターを手にしてED曲Don't Say “Lazy“を練習していた。

されど音楽バリバリのアニメではなくて、この作品の魅力はゆるーい日常が描かれること。彼女たちの部活ライフをテレビのこっち側で見つめる幸福感がたまらない。何気ない日々の大切さと愛おしさ。それがこの作品から伝わってくる。こんなに一緒にいて楽しめる友達、さわ子先生みたいに話のわかる大人、自分には誰がいただろうと考える。

「けいおん!」は僕の日常も大きく変えた。
・アニメ好きのうちの子に「なんでそんなにアニメ見るようになったん?」と尋ねたら、「お父さんが「けいおん!」見てて楽しそう!と思ったから。」と答えられた(汗)
・職場で異動した先が何故か京アニファンだらけだった。上司と最初に交わした会話は
「takさんは誰ちゃんファンなの?」
「唯ちゃんです」
上司はムギちゃん推しだった。
・その異動。僕以外に候補がいたのだが、甲乙付け難かったので、「けいおん!」ファンらしいからウマが合うだろう、と決められたと後から聞いた(汗)
・レスポールのストラップを携帯につけていたら、「レスポール使うギタリスト誰が好きですか?」と質問されて「ひ、平沢唯!」と危うく答えるところだった(汗)
・ピアノ習わせたのにまったく練習しなかった長女が、練習するからギターを買って!と要求してきた。ギー太と同じレスポールになった。
・原作コミックが自宅で行方不明になった。長男はその頃を境に「まんがタイムきらら」を買うようになった。

…変な一家ですみません💧
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