焼きぷりん

涼宮ハルヒの憂鬱の焼きぷりんのレビュー・感想・評価

涼宮ハルヒの憂鬱(2006年製作のアニメ)
4.5
『この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい!』。天真爛漫でけったいな美少女、涼宮ハルヒ。彼女と彼女を取り巻く環境には秘密があり…?ジュブナイルSFミステリー。

世界は自分を中心に。そんな妄想したことはないだろうか。知らず知らずのうちに願望が叶っていたら?気づかずに破壊と創造を担う神のような存在になっていたら?ロマンとウイットに富んだストーリーライン。

個性的なキャラクター。色とりどりの個性。メインのキャラクター造形に関して、みんな興味深くなるように設定しているのは、なかなかに凄いことだ。

狂言回し。テンポが損なわれるから気になる人はいるかも。しかしながら、必要不可欠な要素であるため、そこは仕方ないと割りきるしかない。

『ハレ晴レユカイ』。元気が出る素晴らしい曲という評価にとどまらず、映像的な部分は、のちの深夜アニメに与えた影響力を感じさせる。

全体的にバランスの良さが感じられる。ストーリーは大人でも楽しめる作りというのが良い。色んな作品の経験値があると、どう話を転がしていくのか考察しながら楽しめる。

※ 2009年版11話までの評価(12話エンドレスエイト前まで)。
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