「スペースダンディは、宇宙のダンディである」
冒頭流れるこのナレーション、情報量0で好き。
「カウボーイビバップ」と「スーパーミルクちゃん」を足して割ったような感じ。ビバップは総監督が同じとのこと。
一話完結のオムニバス形式。感動的な話もあれば、終始おバカな話もあれば、星新一のような奇妙な話まである。
最初はフーン…くらいの感覚で見てたのが、3話くらいから段々クセになってきていつの間にか楽しんで見てる自分がいた。
最後爆発オチで死んだり、ゾンビになったままでも、ちゃんと次の話にはピンピンで復活してる。カブトボーグかよ……。まあつまり、このアニメは超いい加減なのでなにも余計なことは考えずに世界観を味わうくらいがちょうどいい(褒めてる)。
加えて主人公達三人はB(バカ)B(ボンクラ)P(ポンコツ)なのでバランスが偏りすぎてて逆に面白いのも魅力の一つ。三人もいりゃ一人くらい頭脳派がいてもいいだろうに…。
児童図書がアニメ化したみたいな作品。また気軽に見返したいと思えるいいアニメだった!