なんかまた見たくなって5週目くらいだけどまた見始める。
何回見てもはいふりは面白い。
はいふりの魅力は大きく2点あって、ひとつは訓練された動き。もう一つは心情描写、だと思っている。
基本的に訓練された人間の統制の取れた動き、というのは見てるだけで面白い。
はいふりではかわいい女の子でとても見やすくされつつ、艦を動かす一連の流れがテンポよく展開されていて、見ているだけでとても楽しくなれる。
それだけじゃなく普段の会話もテンポがよくて楽しいし、戦闘シーンもどうすれば今の状況を切り抜けられるか、がキャラのディスカッションの中で進行していく感じが見れてとても楽しい。
(ちなみにだがはいふりの序盤の構成はかなりプリキュアだと思っていて、序盤十分で状況が動き、後半十分で毎回バトルが挟まる。この構成がわかってると、結構安心して楽しめるかもしれない)
心情描写の方はあまり言うとネタバレになってしまうが、「海の仲間は家族」と言いつつもそれを本当の意味では実践できていなかったミケちゃんが、話を通して、船のメンバーとの交流、特にシロちゃんとの意見のぶつかり&友情が深まるを重ねる中で、真に艦長になっていく姿は本当に熱い。(赤道祭の話はトンチキに見えるがミケちゃんにとって本当に大事な話になってたりで油断ができない)(が、それはそれとしてコウカイラップはいつ見ても飛ばしたくなるほど恥ずかしい)
地味にあまりよくないな?と思ってるのは、いっぱいキャラが出てくる割にモブのキャラは固まってない感じがあって、そのせいで見てて「?」となる台詞回しがあったりする。あと恥ずかしい台詞回しも。まあ、そこはあまり気にしないで見るのが良い。
キャラはいっぱい出てくるが、特に無理に覚える必要はなく、自分も初見のときはキービジュにも出てる艦橋メンバー6人+ミーナ、あとはマッチとぞな子と機関長くらいしか覚えてなかった。それでも特に問題はない。
はいふりは運動会みたいなアニメだと思っていて、とにかく訓練されたテンポの良い専門用語盛り盛りのかわいいキャラの動きを映像で浴びていればそれだけで楽しくなれる。そのうえで芯にあるストーリーもちゃんとしてて面白いので、本当に良い作品だと思う。