頂点を決める戦い『ファイトリーグ』！ その出場権を得るため、ブランド『ＧＧＧ』の少女、アジャスト・レンチはチーム『ボルテックス』のリーダーとして『ＧＧＧカップ』に参戦していた。しかし、バトルで思うように勝つことできずにいた。そんなある日、レンチは祖父のボルトが隠していたチップの存在を思い出す。

突如、バトルに乱入してきた謎の少女はクローム・モノクロムと名乗り、「呼んだのはお前だ」とレンチに迫る。わけのわからないレンチだったが、そのままクロームと一緒にチーム『ヴェノミマス』とのバトルを続けることに。 そこで、クロームはとんでもない実力をレンチたちに見せつけるのだが……。

子供になってしまったクロームをメンバーに加えるため、レンチたちは登録所を訪れる。そこでクロームがファイティングバーストを使える事が発覚するが、クロームはその使い方を覚えていなかった。クロームの実力に不信感を覚えるカラビナ。 そんな時、プロフェッサー・パイ率いる『Q.E.D』とのバトルが決まる。

プロフェッサー・パイ率いる『Q.E.D.』とのバトルで窮地に陥るカラビナとワイヤード。レンチは二人を庇って戦うが、徐々に追い込まれていく。そんなチームの危機を救ったのはクロームだった。クロームの活躍を見て、カラビナは自分を情けなく思う。 そこでカラビナはチームの為、逆転の秘策をレンチに提案する。

クロームは困っていた。おつかいで買いに来た『ガンバル・サイダー』が売り切れだったからだ。そんなクロームの前に『Q.E.D.』のピアーズが現れる。ピアーズは売っている場所を知っている、とクロームをフューチャー街へと連れて行く。 初めて訪れるフューチャー街、そこでクロームを待っていたのは……。

連勝で盛り上がるレンチたちの前に、レトロ街のチーム『クロックワーク・パラドクス』が現れる。チームを率いる零刻なウォッチャー リューズから格下呼ばわりされて、レンチは大激怒！ 怒りのまま、レンチはその場でバトルを申し込むのだが……。

リベンジに燃えるレンチはリューズに再戦を申し込む。リューズの待つレトロ街に向かうため集まる『ボルテックス』だったが、約束の時間になってもクリナが来ない。 クリナの遅刻に怒るレンチだが、クリナが来ない原因はレンチにあるのでは、と突っ込まれてしまい……。

『ヴェノミマス』と『クロックワーク・パラドクス』のバトルを観戦するレンチとクローム。レンチはクロームに「どっちが勝つと思う？」と問いかけ、当てられたらとっておきのお菓子をあげるとクロームに約束する。 一方、PH-1はバトル開始前に通信をいれ、リューズに挑発を仕掛ける。

クロームのガジェットはロストギアなのではないか、と疑うパイたちのもとに『Q.E.D.』のメンバーの一人、ヴィブラがやってくる。彼はGGGの治安を守る組織『GSF』が『Q.E.D』に送り込んだスパイだった。『GSF』の意向を受け、ヴィブラもクロームの正体を探るべく、動き始める。

ヴィブラ、マルチ・アイ、パイ、『Q.E.D』の３人に苦戦を強いられるレンチたち。クロームの正体を探ろうとする『GSF』がバトルを見守る中、ヴィブラの猛攻撃を受けたクロームに異変が！ クロームを一旦下がらせようとするレンチたちだが、クロームは戦いたいと食い下がって……。

レンチたちは突然現れた巨大ロボット、バールによって捕えられてしまう。モダン街の一角ごと空へと連れ去られてしまったレンチたち。どうやって脱出しよう、と途方に暮れる彼女たちの前に十式人型決闘兵器エイミーが現れる。 現れたエイミーはクロームを連れ去ろうと、レンチたちに襲い掛かる！

クロームがバールに連れ去られてしまった！　なんとかクロームを連れ戻したいレンチは、パイからボルトが何か知っていると聞く。クロームは何故連れ去られたのか、その訳を教えて欲しいとレンチはボルトに詰め寄る。 ボルトは自分が過去に所属していたチーム『テックスメックス』について語りだす。

PH-1がエイミーを連れてやってくる。エイミーの子機、チビミーたちにせがまれ、PH-1はエイミーの修理をボルトに相談する。クロームが連れ去られたのはエイミーのせい、反対するレンチだが、ボルトは思う所があるのか、エイミーの修理を請け負う。 不満を抱くレンチだったが、チビミーから思わぬ情報を得る。

バールに捕えられた先でレンチはクロームとの再会を果たす。しかし、クロームの様子がおかしい。レンチの呼びかけに答えず、レンチを攻撃するクローム。反撃に出る事もできないレンチは防戦一方、必死にクロームに呼びかける。その様子を見ていたクリナがある事に気付く。

レンチはクロームを助け出し、日常を取り戻した。だが、またクロームが連れ去られてしまうのではないかと心配で仕方ない。大丈夫だよ、クロームに言われるが、レンチはやっぱり心配で……。 そんなレンチたちに『ヴェノミマス』からバトルの申し込みが届く！

バトルの特訓に励む『ボルテックス』。特訓の成果を試したい、と次のバトルを心待ちにしていたレンチたちのもとにリューズたち、『クロックワーク・パラドクス』とのバトルが決まったと連絡が入る。遅刻しないように早めに向かうレンチたちだが、リューズたちが一向に現れず……。

クロームとエイミー、GSFに狙われる二人について相談すべく、クリナはパイとリューズたちに声をかける。二人が揃っていることを危険と考えるクリナと、大丈夫と考えるレンチ。レンチとクリナは意見をぶつけ合うが、『ヴェノミマス』とのバトルの時間が来てしまう。

GSFの襲撃を受ける『ボルテックス』。GSFからの干渉で苦しみだしたクロームを庇おうとするレンチたちの前にエイミーが現れる。ボルトによって送り込まれたエイミーはバイスとカッティを相手に互角以上のバトルを繰り広げる。さらにエイミーはレンチたちには見せていなかった『ある力』を解放する！

出会った時と同じ姿へと変身したクロームは、レンチたちを拒絶し、彼女たちのもとを去ってしまう。姿を消したクロームをすぐにでも捜しに行きたいレンチだが、クロームの行方がわからない。もどかしい思いを抱くレンチに、エイミーがさらに驚愕の事実を打ち明ける。

スパナに操られるクロームを連れ戻す為、レンチたちは作戦を立てる。ボルテックスのメンバーだけでなく、パイたちライバルの力も借りて、クロームと対峙するレンチ。しかし、ロスト・ギアの力で圧倒してくるクロームを前にレンチたちは苦戦を強いられる。

ボルトの前にかつての仲間、スパナとゴルドブラッドが現れる。 自分とともに来い、とボルトを誘うスパナ。 ボルトはスパナたちと共に戦い、決別した日々を思い出す。 それはレンチとクロームにも関係するロスト・ギアにまつわるものだった。

ヴィブラからクロームの行き先についての情報を得たレンチたちは、その場所へと向かう。しかし、GSFのバイスとカッティが彼女たちの前に立ち塞がる。バトルフィールドでレンチたちを捕えようとするバイスたち。レンチは何とかバイスたちから仲間を逃がそうとするが……。

レンチ、スニップ、スウェンはバイスとカッティを相手に苦戦を強いられる。バイスは何度倒しても立ち上がり、向かってくるレンチたちを見て、その思いの強さを知る。そのレンチの思いの強さが、彼女の更なる力を引き出す！ 一方、クロームの身にも異変が起きていた。

レンチは遂にクロームに追いつく。クロームを正気に戻そうと、言葉をかけるレンチ。 だが、レンチの言葉はクロームに届かず、クロームはレンチを排除しようとする。 ロスト・ギアの力を揮い襲ってくるクローム。それでもレンチはクロームに言葉をかけ続ける。

バールと融合したロスト・ギアはフューチャー街、モダン街、レトロ街、GGGの全ての街に攻撃をしかける。抵抗しようにもロスト・ギアはガジェットを無効化する力を持っている為、戦うことができない。打つ手がない、と思われるが、クロームが反撃の一手を思いつく。

バールと融合したロスト・ギアからGGGの未来を守る為、クロームが創ったのは機甲騎士ガンバルだった！　レンチを乗せて、ロスト・ギアに挑むガンバル！ 巨大ロボvs巨大ロボ……GGGの未来をかけた史上最大級のバトルが今、始まる！！