終わりましたね〜！キャストが特別好きってわけでもなかったのであまり気にしてなかったけど、インスタでNetflix Koreaがヴィンチェンツォ激推しだったので追っかけで見ました。最後の方はほぼリアタイ。
見始めたら止まらなかった。あらゆる意味で面白くて、目を見張るほどかっこよくて、超ダーク。全てのシーンの質が高くて、意味があって、ある瞬間に繋がる。伏線の張り方、回収の仕方も洒落てて素晴らしかった。
全体的に緩急の付け方がえぐい。緊迫したシーンの空気感、音楽、想像を優に超える残虐さ、キャストの迫力と演技力。爆破シーンはスタジオドラゴンの本気。一方でほんわかなシーンは爆笑できるくらいに面白い。クムガプラザのみんなかわいいしかっこいいし大好き。
あと悪役の描き方！！サイコパス、性根腐り野郎、狡いやつ、裏切り者、馬鹿…。全タイプの悪党が出てきた気がする。そして怪演に次ぐ怪演…。対立する構図のドラマだと「悪役にも一理あんじゃん」っていう私みたいな捻くれ者が出てくるけど、この作品の悪役は引くレベルにえげつなくて同情の余地が無かった。
あとは女性キャラの描き方。ヒロインであるホンチャヨンが相棒に近い「仲間」。ヴィンチェンツォとは強い絆で結ばれてるけど、自分のことは自分で守る。韓国ドラマのヒロインに多い「強い女性」ではあるけど、それが格闘技とかの強さじゃなくて、頭の回転の速さとか味方との信頼関係とか意思の強さとか行動力とかで確立された強さなのが最高。女性が憧れる女性像でした。
最後にキャスティングが天才的。
ソンジュンギはあんまし表情変わんないけど目の演技が上手なタイプだからマフィアがハマり役。
ホンチャヨンのチョンヨビンもさっき言った良き仲間役がぴったり。
バベル側もクムガプラザの住人もキャスティングが完璧だった。
私は賢い生活シリーズ好き(n回目)なので、チョ社長役のチェヨンジュンさんと、役の名前忘れたけど「テ・ホ？」のキムソンチョルが出てきてテンション爆上がりでした。すきぴ〜。
キム課長と同じ脚本家さんだそうで、対立のさせ方とか、ヒロインの描き方とかちょっとだけ似ているな〜と。キム課長も大好きな作品なので楽しかった。タイミングが2ヶ月くらい早ければ百想の脚本賞狙えたんじゃないのかな…。なんかちょっともったいない気がする。
これ以上人死んで欲しくない…って思いながらもどんどん見たくなっちゃう作品でした。
ハラハラして消費カロリー高いけど非常に良い。絶対にまた見よー。
あーまた長く書いてしまった…悪い癖…
