カウンセリングを受けることになったジュールズ。彼女は自分自身のこと、母親のこと、そしてルーのことを語り始める‥
シーズン１の後を描くスペシャルエピソード第２弾。
あの時ジュールズが何を思い、考え行動していたかを紐解いていく。この自分の良い部分も悪い部分もひたすら考え続けて言葉に出す過程は、想像以上に負荷がかかり時には泣き出しそうにもなってしまう。私にとってもカウンセリングは日常の中に当たり前にあるものなので、ジュールズの感情の機微が痛いほど突き刺さった。
どれだけ親しい関係でも、いつ相手の地雷を踏んでしまうか/自分の地雷を踏まれてしまうかなんて、各々が奥底にしまっている過去の経験や育った環境に起因するものなのだから分かりっこない。自分のルーツから形成された価値観は簡単に変わるものではないし、深く他人（場合によっては家族でも）と関係を築いていくことは本当に難しいことだと思う。ルーとジュールズの気持ちのすれ違いが切ない。
最初のジュールズの瞳にいくつものシーンが映し出されていく演出がとってもお洒落だったな‥◯
