Reno

アメリカン・ホラー・ストーリーズ シーズン3のRenoのレビュー・感想・評価

3.8
●●12月7日 前半4話感想●●

★EP1 ベスティー★
結局大したオチもひねりもないんかいって盛大にツッコみたくなるエピソード。本当何にも深い裏側とかツイストの効いた展開とか何にもなくて、なんだったんだ笑 ただ不快な話見せられただけじゃん!!!全く!!

強いていえば、妊婦がドラッグ漬けはよくありませんねって教訓。(そんなの誰だって知ってるわ!って話だけど笑)

でもあの正直目を背けたくなるようなベスティーを演じていたのは、『アンビリーバブル』などでもおなじみケイトリン・デヴァーなんだよね、すごい。こういうの苦手だから、シーズン2の美容整形の話と並ぶくらい見たくなかったエピソード。

★EP2 ダフネ★
AIの話ということだけど、これまた10代が書いたんですか?ってくらい単純な話で魅力がない、、
AIだなんて、こんな話で無駄遣いせず、せっかく良いテーマなんだから、本家で1シーズンかけてやれば良いのに!
それにしても視力が奪われる疫病のパンデミックなんて恐ろしすぎるね、、AIよりこっちの方が怖かったよ笑

ちなみにAIダフネの声を担当したのは、あのグウィネス・パルトロウ!同じライアン・マーフィー&ブラッド・ファルチャックのコンビが制作した『ザ・ポリティシャン』にも出演していましたね!ブラッドの妻だし。

★EP3 テープウォーム★
これも同じく10代が書きましたか?素人が書きましたが?と思ってしまう凡作。でも主人公ヴィヴィアン役の俳優はさすがとても綺麗だったね。

オーディションの審査員の一人として、1話でベスティーを演じたケイトリン・デヴァーがカメオ出演!今回はちゃんとお美しい素顔!!笑

★EP4 オーガン★
いつもと違って、なぜか昔の画質をイメージしたフィルターがかかっていて独特な雰囲気!
レトロな画質の不気味な怖さ!
臓器を奪われるって当然怖いんだけど、面白い話かといえばこの話も全然面白くはない、、あとやっぱり肉体傷つける系のホラーは体内で見えないとしても苦手なのは変わらないな、、

キャスト面では、「エンジェルウォーズ」「アメリカンゴッズ」「アフェア」などでおなじみエミリー・ブラウニングが登場!さらに今年大ヒットしたレズビアン青春映画「ボトムス」でも印象的だった、ハヴァナ・ローズ・リウが登場!

●●来年の後半へ●●
このドラマって、なんでこうもよくて凡作、悪ければ駄作ばかりなのに、続いてるんだろう。不思議。企画が出た時は、本家AHSのこれまでの過去シーズンのキャラに本当にスピンオフしたり、過去シーズンの舞台に隣接した物語がたくさん見れるのかなって楽しみにしてたのに、蓋を開けてみれば全然関係ない新規の話なのは良いとしても、それら一つ一つが全く持って上質じゃなくてつまらないのが残念すぎるんだよね。

あ、それでも毎年、今作の良いところとして感動するのはオープニングタイトルシークエンスの多彩さ!!これだけは毎回、個性と美しさが炸裂していて、本家に勝るとも劣らないものをたくさんのバリエーションで見れて嬉しい!!今シーズンも、前半4話どれも素晴らしいオープニング映像で惚れ惚れしたな〜

ということで来年の後半もなんだかんだ楽しみに待ってますよ!!
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