いやあ良かった…！「特捜9」4年目にしていちばん好き。
長年のチームワークに裏付けされた、濃すぎる登場人物たちとテンポのいい掛け合いが魅力の「特捜9」シリーズ、毎年見てるのだけど、わたしは正直事件ものというジャンルはあまり好きではなくて。1話のうちに事件が起こってそれを解決する、というお決まりの構成が少し苦手なので、昨年までは飛ばし飛ばし見ていたところもありました。
しかし今シーズンは、ただの1話完結で終わらない、全話通して描かれるストーリーがいくつかあって、1話たりとも見逃せなかった。そう！わたしはこういうのが見たかったの…！
特に第3話「最高の日」が好き。村瀬さん視点で描かれる、何も事件が起きない1日。刑事ドラマとしては異色だろうし、最終回まで続く展開のはじまりのひとつでもあるこの回。今シーズンの面白さを象徴していると思います。
メンバーが1人欠けた、いつもと少し違う特捜班。それゆえのそれぞれのキャラのちょっとだけの変化も今シーズンの魅力だったり。特に青柳さんの素直さとか！張り合いがないんだな、ってありありとわかる感じが好き
新藤くんがどんどん先輩たちの中に溶け込んで、生き生きと捜査するようになっていたのもほほえましいです。9話のパルクール回の頑張りや10話のバスツアー回の暴走っぷりに新藤くんらしさが発揮されていました。
そして何よりも最終回！1話から続く事件をここで持ってくるの面白いし何よりもラストシーンの幸福感があまりにも、あまりにも良かった！おめでとうありがとう！！
全力で楽しんだ今シーズンでした。来年もまた見られることを願っています！
