なかなかヘビーで、自身の結婚生活が不安定な人は覚悟して見た方がいいかも。
ミラ(J. チャステイン)とジョナサン(O. アイザック)は3歳の子供がいるカップルで、ボストン郊外の一軒家に幸せに暮らしている。少し世間と違うのは、稼ぎ頭はミラという点か。しかしジョナサンも大学で教えている。
出張の多いミラ、比較的時間の自由なジョナサン、結果、一人娘との時間を持てるのも、寝かせるのが上手いのもジョナサン…
そんな中、ミラが第二子を妊娠した事が判明し…
産むか産まないかの話が第一話なんだが、この、産んだり妊娠でキャリアに影響が出るのはミラだから、ミラの決断を全面的にサポートする、というジョナサンの態度、理解者なのか判断責任放棄なのか、かといって自分はどうしたいのか、夫婦でありながら存在する微妙な距離感がうまい！
こういう時に相談したいのが、自分の最大の理解者でベストフレンドである夫(または妻)なのに、そのベストフレンドが当事者だから相談できないもどかしさ！
どちらかといえばミラが直情型でジョナサンは受け止める側っぽいんだが、意外にジョナサンが堅物だったりもして、どちらか一方に肩入れしてしまう事も無かった。
ほぼ二人芝居で膨大なセリフ、演じる方は大変だったろうな〜
元々は50年前に、イングベール・ベイルマンが作ったスウェーデンのミニシリーズTVドラマらしく、その時は浮気するのが夫の方だったらしい。しかも描かれるスパンが10年だそうな。
当時の「モダン」カップルがどんなだったか、見てみたいなあ〜
