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ユミの細胞たちのRのレビュー・感想・評価

ユミの細胞たち(2021年製作のドラマ)
3.5
人と人が付き合うってなんとも不思議な現象…言語を高度に発達させた人間なのにツールとして機能していない面を客観的に見れました…いや高度に発達させすぎたあまり発話以外のものは無に帰してしまい感じ取れなくなってしまったのか…
※そんな内容のドラマじゃないです

序盤から割とユミの行動に眉根を寄せながら見てました🤔最初の噴水公園での行動から悪手だったし、ウンと初対面の時もウンからしてみれば全く脈略のない勝手な浮き沈みで失礼、なによりも友人の結婚式エピソードでは嘘ついたことがフォーカスされていましたが忙しい中ヒステリックに呼んでおいて自身のプライドが保たれるかのみを危惧している時点で「優先順位1位が自分」なのはユミのほうじゃねーか?と思ったりしてました。
周りの女子との関係も見てて気持ちがよくない旧態依然ぽくて、女ってめんどくせ〜って言われるための脚本か?とも思ってしまいましたね…

細胞たちはフォルムと口元の動きがとってもかわいくてアニメの精度が高い!複数の意見交換がなされてストーリーテリングも兼ねる細胞たちの存在によってあたかも三人称視点で進んでいるかと錯覚しがちだけど、あくまで1人の主観がベースになっているのがなかなかのミソ。シーズン2は14話のウン視点から始まるといいなァ!
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