なお

凛子さんはシてみたいのなおのレビュー・感想・評価

凛子さんはシてみたい(2021年製作のドラマ)
3.0
MBS「ドラマイズム」枠作品。
藤田みお氏のweb漫画作品を原作とする。

ウェディングプランナー<雨樹凛子>は、才色兼備のキャリアウーマンとして周囲から羨望の眼差しを受けながらも、「二十数年間”処女”である」というコンプレックスを背負っていた。

そんな凛子は、自身と同じ職場で働く性交渉未経験-----童貞のイケメン<上坂弦>と「脱・未経験パートナー協定」を結ぶに至る。
「未経験」同士の奇妙なコンビが辿る、恋の行方とは…

2017年放送の特撮ドラマ『仮面ライダービルド』にてヒロインの一人を務めた高田夏帆さんが凛子を演じるということをキッカケに視聴開始。
『ビルド』では、幼気さと天真爛漫さを同居させたネットアイドル役としてヒロインを演じきった高田さん。
あれから4年の時が経過し、本作ではすっかり大人の魅力を持った女性へと成長。思わず感服してしまった。

恋愛ドラマとして。
作品ジャンル上仕方のないことかもしれないが、主人公の凛子含め少々…いやかなりのレベルで貞操観念や倫理観、常識に欠ける人物しか登場してこないため、見る人によってはかなりイライラさせられること間違いなし。

結婚式場のスタッフらに至っては、誰にでも聞こえるような声で自分たちの顧客や同じ職場のスタッフを「品定め」したりするなど、異性のことを完全に「男と女」としてしか見ていない模様。
今のご時世を顧みると、かなりチャレンジングな作風。

もともと高田さんきっかけで視聴したドラマということで、作品内容の方にこれ以上ケチをつけるつもりはナシ。
そのため、中の中といった感じの点数です。
なお

なお