メロディーヌ

赤い袖先(原題)のメロディーヌのレビュー・感想・評価

赤い袖先(原題)(2021年製作のドラマ)
4.0
イ・サンの人生だけでなく、宮女の人生のあり方にも焦点を当てているのは新鮮でした。
「宮女はどうすれば満足な人生を送れるのかな」とつぶやく仲間に
「望みどおりに生きればいい」と答えるドギム。自分の居るべき場所に信念のある賢い女性だからこそ、一途なサンに対して頑ななのも理解できました(無礼な態度には カチンときたけど)
自分の人生を生きることと サンを愛することの両立の難しさ。でも、王宮で自由や選択肢なんて望めないですよね。宮女でも側室でも。大妃でさえ「王宮は華やかな牢獄だ」と言っていました。ドギムは自分を優先させようとしすぎな気もします。
ジュノはどの衣装も似合っていて立ち振る舞いも美しく 表情もパーフェクト。横顔も手も大好き。弓を構える姿なんてもう好き過ぎます😍
幼いふたりが夜道を並んで歩くシーンと、障子越しの読み聞かせシーン
が印象的でした。そしてなによりエンディングの演出とその美しさに感動しました。
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