とても良い話だったけど、高3の主人公が「お母さんが死んだら私も死ぬ！」となるのが違和感で何かそうなる背景があるのかと思いきやそうでもなかったので（「父の気性を受け継いだ」程度）、主人公のキャラクターには納得がいかない。
ただし芦田愛菜さんのお芝居自体は非常に良かった。途中まで受け入れてる感じなのに、死化粧ができあがったら急にいろいろ込み上げて感情が爆発してしまうのとか、すごいリアルで。ほんとびっくりするほどそうなんよ。
「父が亡くなった時もやってもらったなぁ」と思い出して背中が熱くなったな。
鶴見慎吾さんが特に抑えたお芝居で良かった。
