はさみのり

エンディングカットのはさみのりのレビュー・感想・評価

エンディングカット(2022年製作のドラマ)
3.7
エンディングカット=最期の整髪
短いながら凄く良い作品だった。

とある美容院を営む家族の物語。
娘役は芦田愛菜ちゃん、父は佐藤隆太、母は広末涼子。
ヒロスエが出てこの内容だと、どうしても「おくりびと」と被るイメージだがそんな事ないかな😅 立場違うし😅

最近はエンゼルケアとかエンバーミングとかカタカナだけど、結構前から湯灌(ゆかん)や死化粧はあるしその事に特別感は無い。(エンバーミングの美しく保つ、は新しいか)
で、この物語では整髪と御化粧の部分。

父の不在が引き金となり、不審ながら娘が父の後をつけてその実情を知り、理解していく。

妻=母のヒロスエの思いも切なく、
娘=愛菜ちゃんの揺れる思いや、
母娘って同性だからこその敵対バチバチが普通で、
勿論父も思うところありなので、、、

短い作品な分、話しがどんどん流れて、
お互いの気持ちの変化が分かりやすかった。
起承転結がはっきりしてて、ラストも想定内だったので内容としては普通過ぎたかな。

余談ですが、先週100歳のお誕生日を迎えたばかりの祖母を亡くしまして、それまで病院へお見舞いにも行けなかったので(コロナ禍で)、
棺の祖母に向かって「お誕生日おめでとう」や「ありがとう」ばかり言ってしまう自分でした。が、髪も肌も本当に綺麗で、100歳の肌は殆どシミも無く、羨ましい程の美肌だったので、淡いピンク色のリップだけしてもらってました👍
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