空白を満たしなさいの4の情報・感想・評価

ゴッホのくだりがとても良い。 どのような側面を持った自分も全部自分。自画像の例え。 幸せを求めて前向きに生きようとする自分が、病んで狂気に満ちた自分を殺す。

徹生は『自分は自殺』だった。知らないうちに疲弊してぼろぼろになってしまったことを気づけ無かった。本当は生きたいのに。

やっと少し光が見えてきた。

ゴッホのシーンの佐伯の「幸せでなくてはならないとか、前向きでなくてはならないとか、そういった欺瞞に満ちた正しさが人間を殺すんです。｣の言葉、考えさせられる。

佐伯は、徹生の父親と名乗った。そして佐伯は、飛び降りた。徹生は、母から子供の頃の話を聞く。 徹生は、自殺した日のことを思い出す。 疲労が、重なってしまった中で、押し殺した自分の負の感情が佐伯として現れた。佐伯から逃れるために、飛び降りた。 「生きる意味」を追うことが、追いつめることになるって辛い。 「幸せでなくてはならない」という脅迫観念が、病んだ自分を追いつめる。

2022/8/6 テレビにて鑑賞 個人的になぜか3話が録画できていなかったため話が少し飛んでしまった。 次回がとても気になります。

耳を削いだ病んだゴッホを健康的なゴッホが殺した 生きたいと死にたいは紙一重なのかな だとしたらもっとつらい 佐伯の言葉には毎回考えさせられる

お前の父親だと言い張る阿部サダヲ、飛び降りたが助かる。 ゴッホと阿部サダヲ 「本当は皆と同じように真っ当に生きたい」 遂に死んだ日のことを思い出した柄本佑 これを受ける鈴木杏が見どころ👏 ん? 鈴木杏にも闇が?? 次回最終回、どう〆る?

心地よい話じゃないし、万人が観たいと思うようなドラマじゃないんだけど、めちゃくちゃ凄いドラマを観られていると思う。 民放じゃ作りたがらないだろうね。NHKだからこそ向き合えた作品。自分含め視聴者はマジで原作にも触れた方が良いんだろうな。 ゴッホのシーンの佐伯の口調の柔らかさが好き。 次回気になる。

#4 なんとも言えない気持ちにさせられる。疲れ切って帰り着いた主人公と同じくらいの疲労感。 原作を読み通していないのでどれ程描かれ方が違うのかは分からないけれど、この4話は特に映像表現として言葉の芸術である文学をいかに伝えるか、ということにすごく挑戦している部分が多かったように思えた。とくにあのゴッホの自画像を背景にしたシーン。 そして、その前で聞いた佐伯の心の叫びを受けてひとり家へと帰る徹生の背中。 私はあの日彼を追いかけてきた「黒い影」の正体は、ハリー・ポッターの中で言えばディメンターのようなものだと思っていた。が、スタッフブログのネタバレを読むと、どうやら違うらしい。 誰にでもこの黒い影があるのではないかな。うまく振り払うべきなのか、いや、主人公の言うように直視しなければきっと乗り越えられない。私はこの黒い影の存在を感じたことがある分、視ていてすごく傷をえぐられるような感覚もあった。そのとき救ってくれたのは自分の中の他の自分だ、とはっきり意識した訳ではなかったけれど、啓一郎作品の中にある、この「分人」の考え方は嫌いじゃない。見方を変えれば確かに過去の自分がそのとき自分を引き上げてくれたのかもしれない。 病識がなくなる病気が一番怖いと感じたことがある。主人公の状況はそれに似ている。自分は幸せなんだと強く思い込ませ疲労感に蓋をし自分を偽っていることに気が付かないことがほんとうは、恐ろしい。

生きづらさを感じたことがある人ならかなり心を揺さぶられる回だと思う。

前回に引き続き、佐伯が素晴らしい〜 仕事を辞める前の自分と重なって、自分があの時思っていたことをこんなに的確に言葉にして届けてくれて、佐伯、素晴らしい〜

ゴッホの絵一度ゆっくりみたいです。 最後のTシャツ、、気になります。 このﾄﾞﾗﾏ色々と考えさせられます。

お話の主旨がわからない。何故か？今の私では自殺希望の心理や望みがわからないからだとわかった。違う私は自殺希望の気持ち分かる時もある。かみさんと喧嘩、仕事のミス、交通事故。でもさ、10年経つと必ず笑い話になるんだよな。私の経験上。だから死なない。

死にたいと生きたいは表裏一体か、、

あれ…最終回だっけ…？からの子供のTシャツよ…役とはいえあれ着るのつら… 杏ちゃん何抱えてるの…

親って、やっぱり凄いな。誰もが気づかなかった事に気づくんだから。 自分を守るために、自分を殺す…考えさせらたなぁ… 次回は、奥さんの闇が…

生死に懸命に必死に向き合っている作品。 生きることに希望がない佐伯の気持ちがよくわかるし、生きたいと思って死ぬのは凄く切ない。 佐伯の想いに、徹生の事実に、目頭が熱くなった。 これは泣いちゃうよ。 千佳さんも何かあるよね。

謎が解けたと思いきや、また次の謎。鈴木杏の圧巻の演技が素晴らしい。