西田千夏

君の花になるの西田千夏のレビュー・感想・評価

君の花になる(2022年製作のドラマ)
1.0
Best of episode:#2



まさか、2回続けて高橋文哉さん出演作品のレビューを書くとは…。笑

ありがとうございます。


現実味のない内容ではあったけど、
実際に一からアイドルを結成して、
レッスンを経て、ライブや雑誌などの媒体で活躍して、デビューに向けて歩んでいく様子は、同じ時間を共有しているようで楽しいものがありました。


でも、「社長に認められなきゃ意味ない」と"社長"を満足させることしか頭にないような気がした。

「契約更新=社長を満足」
それって、つまりファンを満足させるよりも先に、社長を満足させることが来るわけでしょ?

「ファンを満足させる」って言い方も好かんけど。自分で言っておいて。


個人的には、
熱愛報道やら、過去の過ちの報道やら、
失敗が世間に晒されようが正直、そんなことはどうでもいい。
別に熱愛したくらいで世界の動きが変わるわけじゃね〜!

でも、ファンがあってのアイドルであり、
アイドルが居てのファンであるからこそ、
「契約更新 feat. 社長」を目標や頑張るところにするアイドルはマジでかなり応援したくない。

でも、アイドルに「契約更新」って付くと、
「アイドルも社員なんだな〜…」「契約社員として、雇用者に雇われているんだな」っていう変なことを考えてまうな〜。

ドラマよりも、
8LOOMたちの感想になっているけど。


でも、多分、私がアイドルとファンを見てて面白いと思うのは、アイドルがファンを支配したり、動かしたりしているからだと思う。

「支配」って言い方も良くないね。

例えば、アイドルAが、赤のメンバーカラーなら、ファンは途端に赤を身に付けたり、選んだりするし、アイドルBが、SNSで写真を上げれば、そのポーズや服装の真似をしたり、その写真の場所にファンが自ら行くし。

リアルな8LOOMもドラマの中の8LOOMにもそんな様子が見られたから、内容よりかは彼らと彼らを応援するファンを見るのが面白かった。

でも、歌は好きだから陰ながら聴かせていただいています。


愛猫は、本作で弾ではなく、高橋文哉さんのファンになったので、音楽が流れれば、ものすごく元気になっています。


アイドルが世間に与える影響力を改めて確認できた作品でした。あと、目に見えるけど見えない表現でルッキズムめちゃめちゃ出てる作品やと思った。

ごめんね。私、ルッキズム嫌〜い!



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