マドンナの(意外な)好演と姐御なジーナ・デイビスが印象的だった映画だが、その、実在したプロ野球女子リーグの話をTVシリーズで。
個人的には、なんだかLGBT問題を出しすぎ感が拭えず…。誰も彼もがホモセクシャルかバイ!
性癖だけじゃなく、戦時下そのものや、家族置いてまで遠征する葛藤、チーム内経済格差、他球団からの引き抜きなど、もうちょっとバラエティに富んでても良かったのでは?
あと、編集で頑張って繋げてあるけど、やっぱり野球のシーンがしょぼい。野球も演技も出来るキャストって難しいとは思うけど、その投球フォームは…とか、その走り方は…ってのが多々あった。
黒人のマックスとその周囲を巡る話がよい出来。なんならそっちをメインにしていいんじゃないかとさえ思う。
プロリーグのテストはもちろん、地元の企業チームのトライアウトさえさせて貰えないマックス。その企業になんとか潜り込み、やっと掴んだ投球テストで失敗するのも良い。これが、バカにされてた黒人女が豪速球で劇的デビュー!だときっとしらけただろうから。
彼女の漫画オタクの友達や両親もちゃんと個性的でいい感じ。
シーズン2に続きそうな終わり方だったけど、どうなんだろうか。
正直、白人チームはどうでもいいから、マックスメインでやって欲しいわ…