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戦争と平和のfunのレビュー・感想・評価

戦争と平和(2016年製作のドラマ)
3.4
戦争シーンでかなり残酷シーンをサクサクと入れてくるので争いの悲惨さなどに見ていて胸が痛くなる事が多々ありました。

資産目当ての婚姻関係により財産、地位、名誉、貴族の優雅な生活は保たれるはずだったけれど、、、。

たくさんの犠牲の上に保たれている生活。
戦争シーンの重めなところと、それでも優雅に生活してる人もいて少しチグハグに感じる事も。
そもそもロシアの事を英国俳優と米国俳優が演じていることも少し違和感がありましたが、リリー・ジェームズが美し過ぎて、ポール・ダノがダノっぽいポーとしたおぼっちゃまが似合い過ぎていて物語の違和感を感じつつも最後まで一気見してしまいました。

原作も未見であまり歴史に詳しくないので、何のために、そしてどこをゴールに定めて
ナポレオンが戦争をはじめたのか、そして終結にしたのかがわからなくて、今起こっている戦争の終着点を思い切なくなりました。

それにしても、ポール演じるピエールが無敵すぎてびっくり。

与えられた食事をありがたくいただき、味わい生きている事に感謝するシーンは印象的でした。

全編通して思ったのは、どの兄妹も恋人のように親密すぎると感じたところ。
昔は近親婚も多かったし、1番身近にいる異性だけれどもなんだか見ていてちょっと居心地悪く感じることも。
あれ?これって兄だったよね?
あれ?妹に、、、?。

ソーニャがラスト幸せそうに微笑んでいたけど1番可哀想だった。
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