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玉楼春~君に詠むロマンス~のKANSOU屋のレビュー・感想・評価

玉楼春~君に詠むロマンス~(2021年製作のドラマ)
3.2
なかなか見応えのあるドラマだった。
サブタイトルにロマンスなんて言葉が入ってるけど、恋愛色は薄く、ヒロインがやたらと上手く物事を解決していき、周りの信頼を得るって感じのストーリーだった。
このドラマ、1番印象的なのは、途中から二つのドラマが同時進行していくような演出だった事。
ひとつは、玉楼と少春を中心とした話、
もうひとつは次男の俊豪と滴珠の話。
話があっちとこっち、行ったり来たりするのはちょっと苦手なんだけど、まぁなんとか許容範囲だった。

ただ、ロマンスってほど、キュンシーンはなかった。
主人公の玉楼はヒロインにベタ惚れで意外と(?)出来る男なので、好感度は高いんだけど、驚くほど色気を感じる事ができず、私のキュンレーダーは1ミリも反応しなかった。
キスシーンもほとんどなく、寸止めとか多かったけど、色気を感じて無いので、むしろなくて良かったって思っちゃった。(弟のラブシーン見るような気分になってたのかな?笑)
次男の方がまだ、色気があったかな?
でもやっぱりラブシーンはたいしてなかった。

このドラマを観て、エイラクを思い出した(と思ったら、エイラクと製作陣が一緒だとか)
エイラクよりも良いと思ったのは、エイラクはやられたらやり返す、の方法が悪巧みだったけど、こちらは正統派でやり返すので、気分がいい。
そして、これは両方に言える事だけど負の感情になっても、早い段階で好転するので観やすい。
なので、大部分を好印象で観てたけど、最後の展開はあまり好きじゃなかったかなぁ…(詳しくは最終回のエピソードコメントで)

ずっと好印象で観てたけど、終盤に負の感情多めな展開が繰り広げられたので、観終わった時の印象が重めになってしまった…。

まぁでも、スカッと展開やどんでん返しがちょいちょいあるので楽しめたドラマだったと思う。
最後のエピソードがもうちょっといい感じなら☆4くらいになったかも!なドラマでした。
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