オレオレ

ザ・ウォッチャーのオレオレのレビュー・感想・評価

ザ・ウォッチャー(2022年製作のドラマ)
3.0
ネトフリのドラマは当たり外れが多すぎんだけど、ボビー・カナヴェイル好きだしなあ、と思って見始めたら、意外にも楽しめた。
さすがライアン・マーフィー、展開が早いし、無駄なエピソードがあんまりない。凄い勢いで登場人物出てくるけど。

マンハッタンに住むカップル(ナオミ・ワッツとボビー)が、郊外の高級住宅地のオープンハウスに行く場面からスタート。
一目惚れした豪邸をあれよあれよと手に入れ、ちゃっちゃと引っ越してくる(いや、だから展開早いって)。
家はチャーミングだし庭は広いし言うことないんだが、近所の連中が揃いも揃って変人。
向かいの家のカップルはビーチチェアまで出して来てナオミ夫婦を双眼鏡で見張るし、ミア・ファローとその弟(?)ペアは、歴史的建造物保護会みたいなことを盾に、ナオミ夫婦の内装にまで口出ししてくる。
ミア・ファロー、あのシワ顔にあの髪型はコワイよ…

最初は温厚に対応していたナオミ夫婦も、しまいにゃF**k Off!となるんだが、差出人が「ウォッチャー」という怪文書を受け取るようになり、さらには家の中に誰かがいる気配もする。
警備会社を雇ってカメラを入れたり、私立探偵を使ってウォッチャーの正体や過去のオーナーを探るが、自分のパートナーを含め、誰も彼もが怪しく見え始め…

まあ身の丈にあった買い物しましょうよね、という話なんだが、私立探偵がやたら情報通というか、捜査能力高すぎやしないかい?後半、彼女の報告だけででやたら話が進んでなんだかなあ、だったし。

まあいちばん納得いかなかったのは、イタリア系旦那(ボビー)が、大理石カウンタートップは染みがつくから嫌だ!といっても木製のものに入れ替えたこと。いやー、木の方が、染みたり反ったり、カウンタートップには不向きでしょう!というとこ。一部じゃなくて全面が木製よ、全面!
…どうでもいい点でした。