うわあ〜面白かった〜〜
ファーゴ1.2は一切観てないけど、大好きなデビシュとユアン目当てで3から鑑賞。シーズンごとにストーリーもキャラクターも全く違うから3からでも問題無く観れた。
ファーゴ特有の独特なブラックな雰囲気が漂ってた。初めの方は正直そこまでこの作品に惹かれなかったけど、後半は怒涛の追い上げを見せてくれた。6.7話くらいから急に面白くなった。読めない展開のおかげで楽しめた。
そして登場人物のキャラも良い。主演のユアンは一人二役。最初ハゲてるレイを演じてるユアンを見た時はショックで死ぬかと思ったけど、なんだかんだでこの物語の中で1番好きかも。
そしてレイの彼女のニッキー。最初はバカな刑務所あがりなお姉ちゃんって感じだったけど、ラストになるつれて頭がキレて武闘派なニッキーに超惚れた。めちゃくちゃカッコ良かったっす。
そしてデビシュが演じたこの作品の悪役ヴァーガ。最終話見終わった後、「ヴァーガって本当に私が好きなデビシュなの……?」と感覚が麻痺してた。これリアルに。終わった後すぐスマホでデビシュの写真ホルダー開けて確認したもん。それぐらいデビシュはこの作品で怪演してた。最近悪役が多いけど、ここまでのデビシュは今まで見たことなかった。長身の猫背でねちこい喋り方、不潔な歯、前置き大好き、不気味な笑み、食べ方、そして食べたら吐く、ぜーんぶ気持ち悪い。
フレディとかルーピンとかキンスキーとかパパとか優しくてかわいい役に見慣れてるから、ここまで人を不快にさせる演技を見せてくれたデビシュには拍手だぜよ。素晴らしい。この演技を見て一段と好きになった。
ていうかあの演技でゴールデングローブ賞を逃した意味が分からん。獲得した役者さんはどこまで素晴らしい演技をしたのだろう。