『ライース』がちょっと薄味で物足りなかったので、Netflixドラマの走りとして話題だったこのシリーズを見てみました。
予告編のとっつきは昔は悪かったのですが、幾つか最近のドラマを見た後では面白く見ることができました。
何より脚本がすごい!
かつてボンベイで有名だったギャング、ガイトンデから電話を受けた正義の味方すぎて不遇な警部補。そのネタに食い下がって捜査を進めるうちにムンバイの裏社会の有様が次第に見えてくるという仕組み。
シリーズ1は事件の捜査とガイトンデが故郷を出てからボンベイでドンになり警察に捕まって国外に逃げるまでの物語が並行して語られます。
ヒット小説のドラマ化ですが、ドラマ化の理由は今のムンバイの成り立ちを描きたかったということで、これを見ることによって、あの映画やこの映画で疑問に思っていたことが結構解消されるのも良かった。
シリーズ1は謎解きとしても人間ドラマとしてもアクションとしても単純に面白かった。
警察官って、そもそもシーク教徒が多い印象ですが、この映画ではサルダジとその父以外はほぼいないのが不思議。
ムンバイが舞台だからかな?