このドラマは韓国版・スーパーヒーローという韓国ドラマには珍しいジャンルだった。
超能力を隠しながら出会う子供達と、それぞれの親達の現在と過去が描かれていく。
それぞれの登場人物達に焦点を当てながら丁寧に描かれていく、新感覚のスパイ・アクションという感じでとても面白い。
特にハン・ヒョジュ演じるミヒョンと、チョ・インソン演じるドゥシクの物語である8話と9話は最高に良かった。
父親の能力を受け継いだゲドを演じるチャ・テヒョンは、現実でも歳を取らないし、どんな役でも好感の持てる俳優さんで大好き。
最近注目しているイ・ホジュンという女優さんのセウンという高校生役も可愛かった。
ストーリーは過去の回想シーンを交えながらゆっくり進み、なかなか全容が明かされていかないが、後半から北の能力者が登場してからの、ハン・ヒョジュの活躍や、リュ・スンリョン、キム・ソンギュンなど能力者のアクションが展開されていく描写はテンションが上がる。
超能力を持つ親世代と、その能力を受け継いだ子供世代の家族の絆とスパイアクションが融合した物語はとても楽しめた。
