「私達は皆正常と非正常の境界線上で生きている」
まさにそうだなと思う。正気と病気は紙一重だよね。誰だってふとした時に精神を病むことはあるし、特別な事ではないということを感じさせてくれる作品。
色んなエピソードが自分にも当てはまったり、辛さが想像できるから観てて辛い部分もあったけど、精神の病というものをとても身近に感じられた。精神の病は目に見えないからこそ本人も周りもいつ治ったかわかりにくい。本当に気長に治さないといけないけど、作中の人たちみたく、周りが少し配慮したり、本人が辛いと言える環境を作るのが大事なんだろうな。そして支える家族への支援ももっとあると良いなと思う。
始まってすぐ精神科としては新人のダウンに感情移入できるのはパクボヨンさんの魅力だろうな。長年の友達のユチャンとの関係も見てて微笑ましいし、ゴユン先生との関係も良い。ユチャンもゴユンも良い人だからどちらも応援したくなって、どちらかと恋人になったらもう1人がどうなっちゃうかなとか余計な心配しながら観てしまった。
