話の細部まで全てを理解しようとすると難しいけど、基本的にはフィルビーとエリオットの友情と裏切りと愛憎が軸になっているので、それに集中するとすごく面白い。
それを探っていく第三者(リリー・トーマス)がいるのも良い。いなかったらもっとわかりにくかったと思う…。
モスクワでエリオットのことを考えているフィルビーの明らかに沈んでいる様子が、冷戦時代の暗さも相まってたまらなかった。簡単に親友を騙し続けられる人が、あんなに落ち込む…?
6話の傘のところは言葉にならない良さがある…なんとも言えない切なさ…
全6話のドラマでは長いし、かと言って2時間の映画にするには短いかもな…