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良くも、悪くも、だって母親のkuuのレビュー・感想・評価

良くも、悪くも、だって母親(2023年製作のドラマ)
3.8
『良くも、悪くも、だって母親』
原題 나쁜 엄마
話数全14話。
お節介だが情に厚い人々が暮らす田舎の村を舞台に、養豚場を営みながら女手ひとつで息子を育ててきたたくましき母親ヨンスンと、不慮の事故により記憶を失い7歳の子供の心に戻ってしまった検事の息子ガンホの母子の再生を描くヒューマンストーリー。
オープニングショット:かわいいピンクのブタが、家、庭、そして町の中を歩き回る。
かわいさたまらんブー
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幼いころから母に厳しく育てられ、優秀かつ冷徹な検察官となったガンホ(イ・ドヒョン)。
だが、不慮の事故で記憶を失った彼は7歳の頃に戻ってしまう。
息子のため、再び“悪い母“になろうと決心した母ヨンスン(ラ・ミラン)だが。
一方、ガンホの元恋人でネイリストのミジュ(アン・ウンジン)は、仲間の裏切りに遭い、実家に戻ってくる。
ガンホを見たミジュは複雑な想いに心を揺らす。
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今作品はジャンルにとらわれず、ある時はコメディ、ある時はドラマ、ある時は泣ける話、そして豚さんについての番組でもある。
(主人公は養豚業者。)
その核心は、息子に良い生活をさせるために行き過ぎた行為をする母親の話でありそれは魅力的な話でしたし、壮大なサーガかな。
1つのエピソードで多くのことが起こり、トーンは荒々しく、ドタバタしたユーモアから悲惨な破壊まで韓国作品以外には見たことのないようなものです。
今作品は、冒頭からその世界観を確立している。これは、
金持ちと貧乏人、
善人と悪人、
そして権力を握るために必要なこと、つまり、仕事上と経済的な意味、そして家族の力学の中での物語です。
ヨンスンは子供を養う唯一の存在として、自分の力を残酷なまでに発揮し、自分の定義する成功者になるために、彼に子供時代を犠牲にすることを強要した。
そして最終的に、彼女は自分の願いを叶えた。
彼は成功したが、間違った組織に属し、腐敗し、残酷で、この国で最も強力だが不道徳な男のために働いている。
これだけで、韓国作品が好きな方には興味を持つには十分なストーリーやけど、番組全体に忍び寄る豚の比喩(お付き合いください)も根底にあり、全体に魅力的な層を加えています。
養豚業者であるヨンスンは、番組の冒頭で、豚は本当は清潔で知的な動物だが、長年にわたって人間の手でウンコだらけの豚舎で育てられたために、不潔で攻撃的な動物とみなされるようになったと力説する。
彼女は常に隣人から拒絶され、生きていくのに必死で、彼女もまた誤解されている。
そのような生活を自分の子供にさせたくないと思うのは当然。
しかし、優れたソープオペラやテレノベラのように、この番組が本当は何なのか、まだ表面すらつかめておらず、ほのめかされていない筋書きがあります。
カンホが脳を損傷するような事故に巻き込まれ、再び母親の世話になることは(番組のログラインから)わかっているが、豚の比喩がどのように展開されるのか好奇心をさらに深める。
ただ、1、2話の動きは韓国作品でお馴染みの引き延ばし感は否めない。
そこでやめないでほしいかな。
明らかに良くなります。
物事の進め方に興味が持てない方も出そう。
とても暗い印象で、正直、韓国ドラマとしては少し不穏な感じがしました。
しかし、多くの韓国ドラマで、それを好むかどうかを決定するために、少なくとも1、2エピソードが必要です。
3話目になると、すべてがまとまってきて、ストーリーに吸い込まれていくのがわかった。
今作品には、韓国ドラマを夢中にさせる仕掛けがすべてあります。
感情的なジェットコースターのような作品でした。
悪徳大統領候補や悪徳企業経営者と闘う負け犬がいる。
悲劇を克服する人々の物語がいくつも出てきます。
ラブストーリーや家族関係も含め、キャラが大きく成長する。
秘密は徐々に明らかになり夢中にさせてくれた。
番組は3話過ぎた頃にはきちんとしたペースで進行し、他の多くの韓流ドラマよりも早く多くの疑問に答えている。
韓国の番組でおなじみの顔ぶれがたくさん出てきてた。
演技は皆さん巧みかな。
また、可愛い双子のチビッ子と恋に落ち、ペットの豚を飼いたくなった。
あの子たちもまた主役ちゃうかな。
確かに、あちこちに欠点はありますが目立つような大きなプロットホールはありませんでしたし、個人的には大いに満足した。
最初の数エピソードを試してみることを強くお勧めします。
気づかないうちに夢中になっている可能性が高いです。

※各エピソードあらすじを参考までに記載しておきますが、多少ネタバレに抵触してますので、お気になされる方はお気をつけ下さい。

1エピソード
1時間20分。
つらい出来事に見舞われ人生が一変したチン・ヨンスンは、自分のように苦労ばかりの人生を歩ませたくないという一心で、一人息子を厳しく育て始める。

2エピソード
1時間11分
やり場のない怒りを抱えながら成長し、計算高く冷徹な人間となったチェ・ガンホは、自分の野望を実現するため、母親であるヨンスンに酷な要求をする。

3エピソード
1時間9分。
突然の事故により、運命が大きく変わってしまったガンホ。
そんなガンホを自宅に連れて帰ったヨンスンは、改めて母親としての役割を果たそうとする。

4エピソード
1時間12分。
ガンホの回復に伴い、親子のきずなを深めていくヨンスン。
だが、その後ひとりでソウルに出向いたヨンスン は、息子の思わぬ一面を目の当たりにする。

5エピソード
1時間4分。
実家に帰ってきたイ・ミジュは、別人のようになったガンホと再会し複雑な気持ちになる。
一方ヨンスンは、たちの悪い近隣住民から苦情を受ける。

6エピソード
1時間12分。
突然何者かに襲われるガンホ。
お店を始めたいミジュに願ってもないチャンスが舞い込む一方、村の住民たちの間では、ヨンスンに養豚場をやめさせようという声が上がり始める。

7エピソード
1時間4分。
信じられない告知を受けて頭が真っ白になるヨンスン。  
さらにその後、追い打ちをかけるような事態に見舞われたヨンスンは、自分とガンホの将来について苦渋の決断を下す。

8エピソード
1時間4分。
ガンホを限界まで追い込んだヨンスンは、昔のガンホが残したものを目にして不安な気持ちになる。
ガンホに対して複雑な感情を抱くようになるミジュ。

9 エピソード
1時間。
ガンホが残した過去の記録に目を通すヨンスンとガンホ。
そこには、ガンホが歩んできた道のりと、その行動の理由がつづられていた。

10エピソード
1時間10分。
ガンホの幸せを思い、自分がやるべきことをするヨンスン。
アクシデントに見舞われたミジュとガンホは一瞬だけ昔の2人に戻るが、それがミジュを難しい立場に追いやる。

11エピソード
1時間12分。
思いがけない出来事をきっかけに真実を知ることになるガンホ。
そんなガンホをそばで支えるミジュ。
一方、パン・サムシクの身に大きな危険が降りかかる。

12エピソード
1時間3分。
農場で恐ろしい目に遭ったヨンスンは、自分たちを取り巻く状況を理解する。
ガンホが計画実行に乗り出す中、ミジュとサムシクも自分たちで調査を進める。

13エピソード
1時間3分。
重要な証人の居場所を突き止めるため、大きな危険を冒すミジュとサムシク。
近所の住民たちは、どうにかしてヨンスンの力になろうとする。

14エピソード
1時間11分。
オ・テスを失脚させるための最後の計画を実行に移すガンホ。
ガンホとミジュの幸せを願い、ある言葉を2人に贈るヨンスン。
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