当初、積極的に見ようとは思っていなかったが、とりあえず録画をしておいた。そして1話目を見て、このままフェードアウトしてもいいかなと感じていたが、どうもあの夫婦が気になる。。。
以下ネタバレ感想
吉田鋼太郎オンステージ！
この、真面目に笑いを取っていくパパがたまらない！ そして今まで世間の評価とは裏腹に、麻生久美子をいいと思ったことがなかったのだが、今回は女も萌える可愛さ！ この両親を見たくて続けていたら、次々と起こる殺人でストーリーも面白くなっていった。
吸血鬼が一般社会に溶け込んでいるというトンデモ設定だが、そこをサラッと受け流せは普通に面白いサスペンス。加賀美(町田啓太)は最初から怪しいと思われていたキャストだが、それでも彼が本性を見せ出したときは、彼ってこういう演技するのね〜と感心した。加賀美の豹変、養護施設、病室から抜け出す様など、浦沢直樹の「MONSTER」を彷彿させる。
が、最終回、謎解きについては想像の域を全く越えない呆気なさ。虎ちゃんの父はあれだけ振っておいて、やはりただの殺人者でしたってことかい。う〜ん。。。このドラマの主題は流行りの多様性であり、サスペンスには重きを置いてなかったとしても、少々残念な終わり方だった。途中が盛り上がったから余計に。
