発達障害の夫を支えながら仲睦まじく過ごす夫婦の物語。
特に大きな感動を呼ぶドラマではないが、ちょっと一息つくときに観るには良いドラマかもしれない。
発達障害ではなくても極度のストレスからパニック障害は起こる。
乗り物や大きな音でパニックを起こす気持ちはよくわかる。
すぐに怒鳴る輩も周りから見ると気分が悪いものだ。
ラストのジャングルジムの上で書き終えた小説をぶちまけるシーンは、発達障害故にやってしまったというのではなく、結果や評価はどうであれ、やってのけた喜びや充実感を表現したかったのだと思う。
こうして質素に生きる人々はたくさんいるのだ。
やれイベントだ、やれフォロワーが増えないなどと嘆いてる人間には小さな幸せを見つけるといった視点にも一度目を向けてほしい。
そんな作品に感じた。