全4話で一気に見られた。
デンマークの作品は初めてかも??
救急病棟で、優秀な看護師クリスティーナの周りで不審死が相次ぐことにパートナーの新人看護師ペニレが気づくが
誰に打ち明けても取り合ってもらえず
ゴシップ扱いされたり人間関係の問題にすり替えられたりする。
明らかに薬の管理とかいい加減だし
心臓に問題もなく安定している患者たちが
その人の夜勤中に3人とも心不全で亡くなる状況っておかしいって思わないのかな?
あまりにも仕事に対してドライで、我関せず、自分の仕事はきっちりと。みたいなスタンスの人が多いように思った。
たぶんクリスティーナに対しておかしいと思ってる人は何人もいたんだと思う。
遅刻してきた言い訳が、事故って車大破。→実際は駐車場には無傷の車がある、とか明らかにわかるうそを平然とついてしまう。
ただ彼女はそういう人だから、とその状況に慣れてしまって、バイアスが掛かってしまっていたのか?
クリスティーナは退屈な夜勤の間に心肺蘇生で目まぐるしく忙しく働くことに快感を覚えて、こんな恐ろしい犯罪を繰り返してきたのだろうか。
印象的だったのは、クリスティーナが逮捕されたあと、告発したペニレに対して殆どの同僚たちが冷たいこと。これまで仲良くしていた人もあからさまに無視したり、こんな病院ほんと嫌って思っていたら
最初のシーンで兄弟の不審死に疑問を持っていたおじいさんが来ていて、ペニレにありがとうと告げるところ。
勇気を持って正しいことをしたのに報われない思いがあったけど、おじいさんの無念を少しでも晴らせたのかなと思うと救いのあるラストだった。
クリスティーナのこともっと掘り下げてほしかったけど、この短さだからこそ色々考えることはあって面白かった!