何故だか６話完結だと思っており、ストリーミングは全話出そろってから見る主義好きなので、そこから視聴開始。全然６話完結でなく、盛り上がるのが６話からだった（笑）。
前知識なくサスペンスだと思って見はじめたが、２話目で原作を見てカラクリが分かってしまった。それで"Crowded Room（混んだ部屋）”なのか～、なるほど。
主役ダニーを演じたT・ホランドと、一瞬誰これ？と思うような老けメイクの母親キャンディ役、E・ロッサムがよかった。36歳で実年齢27歳トムホの母親役？と思ったけど、行き詰まった感のある女性をうまく演じており、この母親を心底嫌いになれない。もう自分一人ではやっていけないと思ったら、どんなゲス野郎でも頼ってしまうんだよなあ、ってわかる気がした。
アマンダ・サイフリッドの演じる心理学の教授のバックグラウンドが描かれるのも、TVシリーズならでは。
シングルマザーで息子を育てており、かつ（それゆえ）、勤務先の終身教授ポストを手に入れるために嫌な上司とも折り合いをつけなければならない。似た境遇のダニー＆キャンディ母子に肩入れしてしまうのもわかる。
とはいえ、実生活パートナーである刑事役のT.サドスキーとの関係はいらなかったかなあ、とおもったり。
トムホの髪型はとりあえず置いとくとして、6話あたりから話がスピードアップ。ただ、公選弁護人のスタンが本腰を入れたきっかけがよくわからず、かつ、アダムの秘密の解明とそれを裁判のストラテジーとしてもってくる理由がイマイチだったのが残念。私がなんか見逃してるのかな・・・。
