ゆりあ先生の赤い糸のタキのネタバレレビュー・内容・結末

ドロッドロの不倫しまくりの男女がひとつ屋根の下に家族のように暮らすというカオス設定を汗を一滴もかいてなさそうなさわやかさで描いていた。みんなゆりあさんが大好きでみんな仲良く一件落着。理想郷という名の無味無臭。おじさんキャラを呪いのように自らに課してしまったアラフィフ女性が自分の本当の姿を取り戻し自由になる話かと思ってたからダブル不倫で終わってひっくり返っている。展開が駆け足だったのもアレだけど設定に説得力のあるキャラクターだったかも甚だ疑問。菅野美穂がおじさん感を出す為にやたらへの字口でしゃべっててそうじゃない感がすごかった。
鈴鹿央士がいままでにないタイプの激しい役柄だったのが唯一の見どころ。松岡茉優の使い方には物申したい。