最終回を待たずにレヴューします。最後まで絶対に面白いと思うので。
中盤から俄然面白くなる。今、検事としてここにいるのは本当に検事なのか、それとも詐欺師なのか。この計画は詐欺師のはかりごとなのか、検事の計算なのか。観る側も欺く見事なシナリオ。丁寧に練られていて、前半の伏線も後半で生きてくる。
人が大勢殺されるわりに、全体にカラッと明るい展開で、こんな時期に家で見るにはぴったりだと思う。
チャン・グンソクについては「ヤンチャなアイドル」というイメージしかなくて、これまで全く興味がなかったのだけれど、この作品の彼は華やかでチャーミングだった。今後の役者としての活躍に期待。
そうそう、ソン・ウォンソク君の終始無表情で冷徹な演技も印象に残った。そのうち是非ラブコメか何かで弾ける笑顔を見てみたい。
あとね、やっぱりチョン・ウンイン。いいなあ。この人にも花がある。悪の花。悪役で花がある人って、なかなかいない。
