大自然に囲まれた奥飛騨地方でのんびりと民宿を営む オーナーの緑川春陽(みどりかわ・はるひ/濱正悟)28歳。 民宿を訪れたのは、4組のお客さん。 それぞれが抱える 恋愛、友情、セクシュアリティ、家族に関するモヤモヤ。 春陽は絶妙なアドバイスができるわけでも、相手を諭すわけでもないけれど、 目の前の相手とまっすぐ向き合い、大切に言葉を紡ぐ。そして、得意の料理をふるまう。 ~美味しいモノを食べて、笑顔になってもらいたい~ ~ここに来て良かった、と思う時間を過ごしてほしい~ 春陽のおもてなしからあふれ出る穏やかであたたかい この気持ちが、 なぜか、訪れる人の心をほぐす。 日々を生きる、すべての人へ。 あなたの心とお腹を “充電”します。
緑川春陽(濱正悟)のもとを訪れた松井愛美(彩香)が放った一言 「キャンセルってできますか?」 彼氏と一緒に来るはずだった愛美は、なんとも浮かない表情をしている。 せっかくここまで来たのだからと優しく誘う春陽の言葉を聞き、 ひとりで泊まることを選んだ愛美だったが・・・
愛美と真っ直ぐに向き合いながらも 近づきすぎず、心地良い距離感で自分なりの考えを伝え始める春陽。 「忘れなくていい」「悲しいことは悪いことじゃない」 民宿からの帰り道に愛美が見た景色は、どこかすっきりとしていて・・・ 大切な人との関係がうまくいかないとき、あなたは自分の気持ちに素直になれますか?
結婚式を来月に控えた紺野雫(長谷川かすみ)は、親友の三好加奈(秋山ゆずき)と旅行を楽しんでいた。 春陽(濱正悟)を見るなり、勢いよく話し始める加奈。 昔、雫が好きだった人に似ているとのこと。 圧倒される春陽をよそに、温泉街へ繰り出す2人。 そんな中、たびたび鳴る加奈のスマホ。 夫からの着信を拒み続ける様子に、雫は思うことがあるようで・・・
雫(長谷川かすみ)の本音を聞きたい加奈(秋山ゆずき)は、2人のルール “言いたいこと言う時間” を切り出す。 お互いの考えを真剣にぶつけ合った2人に料理をふるまい、丁寧に、大切に、自分なりの意見を伝え始める春陽(濱正悟)。 すごく大事な友人が悩んでいると知ったとき、あなたは本気で考えをぶつけますか?
ふと、民宿を訪ねてきた栗下大輝(田中亨)は一人旅をしながら、“男らしくなる方法”を探しているとのこと。 春陽(濱正悟)はどこか落ち着いた空気をまとう大輝とともに、近くのおすすめスポットを巡ることに。 すっかり打ち解け合った2人。大輝は、おもむろにあることを語り始める・・・
なかなか人に言ってこなかった“あること”を、春陽(濱正悟)に打ち明けた大輝(田中亨)。 そのゆるぎない姿を前に真剣に考えを巡らせた春陽が口にした言葉は、大輝が抱えてきた重荷をそっと支えることになる。
五十嵐奈々江(三津谷葉子)は娘の伊織(田口音羽)を追いかけて春陽(濱正悟)の民宿へ。 せっかくの親子旅なのに、奈々江とは別行動したい と一人で出かけようとする伊織。 様子をうかがう春陽の前で、ふたりは…
奈々江(三津谷葉子)に打ち明けた、伊織(田口音羽)が"絶対に譲れないこと”。 そして、娘の気持ちを受けて母が伝えた“一番大事にしたいこと” とは。 さらに、春陽(濱正悟)が1人で民宿を営むことになった“きっかけ”も… 家族だからこそなかなか言えない本当の気持ち、あなたは言葉にできていますか。
©「民宿のかくし味」製作委員会