ハンスウ

ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソンのハンスウのレビュー・感想・評価

4.0
ウォーキングデッドは11だけ観てないですけどたまたま気分が乗ったので今作を観てみました。これも10年以上続いてる長いシリーズですよね。シーズン1から重要な脇役キャラを演じてたノーマン・リーダスが貫禄の主人公を演じているのも感慨深いものがあります。

11から続いてるのか、最初のシーンだけわからないけどそれは11を観る時の楽しみに取っておきます。でも今作だけでもちゃんと楽しめるようになってます。ノーマン以外は全員新しいキャラだし、一応ストーリーも新しく始まってます。一応、と言ったのは、ストーリーといっても大したストーリーではないからです。たぶん、続編が始まればもう少し展開するとは思います。新たに研究開発されたゾンビが登場するけどそれがどんなものかは明らかにされないままでした。

だけど、それにしても映像的には相変わらずのクオリティの高さ。パリをはじめとしたフランスの町が舞台なのでアメリカの森の中とかよりも終末感が表現されていました。本編アメリカ編とは予算が違うのかどうかわからないけど、ちょっとだけCGが粗いところはありましたけど、それでも見どころ満載の映像です。川とか同じ高さの建物がズラッと並んだ町だと、奥行きを生かした映像が撮れますよね。そこにまたクオリティの高いゾンビがウロウロし始める。この辺が普通のゾンビものとの違いを生み出していると思います。
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